招待した国
日本政府は、日本国が国家として承認している195カ国の国家元首、首長などを即位の礼に招待した。
10月21日の外務省発表によると、即位礼正殿の儀に参列するのは、183カ国(参列の連絡があったもの)。
同18日時点では、174カ国としていたが、新たにインドネシアやサウジアラビアなどの各国から出席の返答があった。
参列を予定している国・国家元首
国名 | 出席者 | 位階等 |
---|---|---|
スウェーデン | カール16世グスタフ ヴィクトリア |
国王 王太子 |
オランダ | ウィレム=アレクサンダー マクシマ |
国王 王妃 |
スペイン | フェリペ6世 レティシア |
国王 王妃 |
ベルギー | フィリップ マティルド |
国王 王妃 |
ルクセンブルク | アンリ | 大公 |
モナコ | アルベール2世 | 大公 |
カンボジア | ノロドム・シハモニ | 国王 |
マレーシア | アブドゥラ
トゥンク・アジザ |
国王
王妃 |
ブルネイ | ハサナル・ボルキア | 国王 |
ブータン | ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク ジェツン・ペマ・ワンチュク |
国王 王妃 |
ヨルダン | アブドゥッラー2世 | 国王 |
カタール | タミーム・ビン・ハマド・アール=サーニー | 首長 |
エスワティニ | ムスワティ3世 | 国王 |
レソト | レツィエ3世 | 国王 |
トンガ | トゥポウ6世 | 国王 |
ブラジル | ジャイール・ボルソナーロ | 大統領 |
ウクライナ | ウォロディミル・ゼレンスキー | 大統領 |
ドイツ | フランク=ヴァルター・シュタインマイアー
エルケ・ビューデンベンガー |
大統領
大統領夫人 |
トーゴ | フォール・ニャシンベ | 大統領 |
ジョージア | サロメ・ズラビシュヴィリ | 大統領 |
キプロス | ニコス・アナスタシアディス | 大統領 |
インド | ラーム・ナート・コーヴィンド | 大統領 |
パキスタン | アリフ・アルヴィ | 大統領 |
バングラデシュ | アブドゥル・ハーミド | 大統領 |
コモロ | アザリ・アスマニ | 大統領 |
ネパール | ビドヤ・デビ・バンダリ | 大統領 |
コソボ | ハシム・サチ | 大統領 |
モルドバ | イゴル・ドドン | 大統領 |
オーストリア | アレクサンダー・ファン・デア・ベレン | 大統領 |
フィリピン | ロドリゴ・ドゥテルテ | 大統領 |
パレスチナ | マフムード・アッバース | 大統領 |
マルタ | ジョージ・ヴェラ
ミリアム・グリマ |
大統領 大統領夫人 |
ベナン | パトリス・タロン | 大統領 |
コートジボワール | アラサン・ワタラ | 大統領 |
フィンランド | サウリ・ニーニスト イェンニ・ハウキオ |
大統領 大統領夫人 |
ハンガリー | アーデル・ヤーノシュ | 大統領 |
スロベニア | ボルト・パホル | 大統領 |
スロバキア | ズザナ・チャプトヴァー | 大統領 |
リトアニア | ギタナス・ナウセダ ディアナ・ネパイテ=ナウセディエネ |
大統領 大統領夫人 |
アルメニア | アルメン・サルキシャン ヌネ・サルキシャン |
大統領 大統領夫人 |
ラトビア | エギルス・レヴィッツ | 大統領 |
ボスニア・ヘルツェゴビナ | ジェリコ・コムシッチ | 大統領評議会議長 |
モルディブ | イブラヒム・モハメド・ソリ ファズナ・アハマド |
大統領 大統領夫人 |
フィジー | ジオジ・コンロテ | 大統領 |
キルギス | ソーロンバイ・ジェーンベコフ | 大統領 |
トルクメニスタン | グルバングル・ベルディムハメドフ | 大統領 |
シンガポール | ハリマ・ヤコブ | 大統領 |
パナマ | ラウレンティノ・コルティソ
ヤズミン・コロン・デ・コルティソ |
大統領
大統領夫人 |
スリランカ | マイトリーパーラ・シリセーナ
ジャヤンティ・プシュパ・クマリ |
大統領
大統領夫人 |
ルーマニア | クラウス・ヨハニス | 大統領 |
モンテネグロ | ミロ・ジュカノヴィチ
リディヤ・クッチ |
大統領
大統領夫人 |
アフガニスタン | アシュラフ・ガニー | 大統領 |
ブルガリア | ルメン・ラデフ | 大統領 |
コンゴ民主共和国 | フェリックス・チセケディ | 大統領 |
ケニア | ウフル・ケニヤッタ | 大統領 |
ニジェール | マハマドゥ・イスフ | 大統領 |
コートジボワール | アラサン・ワタラ | 大統領 |
パラオ | トミー・レメンゲサウ | 大統領 |
ミクロネシア連邦 | デイヴィッド・パヌエロ | 大統領 |
マーシャル諸島 | ヒルダ・ハイネ | 大統領 |
参列を予定している国・王太子・副大統領・首相
イギリス | ウェールズ公チャールズ | 王太子 |
ノルウェー | ホーコン | 王太子 |
デンマーク | フレデリック メアリー |
王太子 王太子妃 |
サウジアラビア | ムハンマド・ビン・サルマーン | 王太子 |
バーレーン | サルマン・ビン・ハマド・アール・ハリーファ | 王太子 |
オーストラリア | デイヴィッド・ハーレイ | 総督 |
ニュージーランド | パツィー・レディ | 総督 |
パプアニューギニア | ボブ・ダダエ | 総督 |
ミャンマー | アウン・サン・スー・チー | 国家顧問兼外相 |
中華人民共和国 | 王岐山 | 国家副主席 |
韓国 | 李洛淵 | 首相 |
モンゴル | ウフナーギーン・フレルスフ | 首相 |
ベトナム | グエン・スアン・フック | 首相 |
タイ | プラユット・チャンオチャ | 首相 |
イスラエル | ベンヤミン・ネタニヤフ | 首相 |
チェコ | アンドレイ・バビシュ | 首相 |
セルビア | アナ・ブルナビッチ | 首相 |
セーシェル | ヴィンセント・メリトン | 副大統領 |
インドネシア | マールフ・アミン | 副大統領 |
キューバ | ロベルト・モラレス・オジェダ | 副大統領 |
アルゼンチン | ガブリエラ・ミケティ | 副大統領 |
パラグアイ | ウーゴ・ベラスケス | 副大統領 |
香港 | 林鄭月娥 | 行政長官 |
参列を予定している国・王族・閣僚・機関
クウェート | ナーセル・アッ=サバーハ | 王族、元首相 |
オマーン | アスアド・ビン・ターリク・アール・サイード | 王族、国際関係・協力担当副首相 |
アラブ首長国連邦 | ハッザーア・ビン・ザーイド | 王族、国家安全保障顧問相 |
アメリカ合衆国 | イレーン・チャオ | 運輸長官 |
カナダ | リチャード・ワグナー | 最高裁判事 |
カザフスタン | ダリガ・ナザルバエフ | 上院議長 |
ロシア | イリヤス・ウマハノフ | 上院副議長 |
イラン | ラヤ・ジョネイデイ | 法務担当副大統領 |
アゼルバイジャン | オグタイ・アサドフ | 国会議長 |
コロンビア | カルロス・オルメス・トルヒージョ | 外務大臣 |
ペルー | フランチェスコ・ペトロッツィ | 文化大臣 |
ウルグアイ | ロドルフォ・ニン・ノバ | 外務大臣 |
エジプト | カレード・アル・アナニ | 考古大臣 |
南アフリカ共和国 | キャンディス・マシーゴ・ドラミニ | 国際関係・協力省次官 |
ツバル | サイモン・ロバート・コフェ | 法務・通信・外務大臣 |
バチカン | フランチェスコ・モンテリージ | 枢機卿 |
国際連合 | マリア・ルイザ・リベイロ・ヴィオッティ | 事務総長官房長 |
欧州連合 | フェデリカ・モゲリーニ | 外務・安全保障政策上級代表 |
参列を予定している国・元首経験者等
フランス | ニコラ・サルコジ | 元大統領 |
中華民国 | 謝長廷 | 元行政院長 現駐日中華民国大使 |
チリ | エドゥアルド・フレイ・ルイスタグレ | 元大統領 |
ジンバブエ | シンバラシェ・ムンベンゲグウィ | 元外務大臣 |
スウェーデンのカール16世グスタフ国王、オランダのウィレム=アレクサンダー国王、スペインのフェリペ6世国王、モナコのアルベール2世大公、ブルネイのハサナル・ボルキア国王、イギリスのチャールズ王太子、クウェートのナーセル、トーゴのニャシンベ大統領は平成の即位礼に続いて2回連続の参加
各国専用機140便 羽田・成田の民間機一部欠航の措置
天皇陛下の「即位の礼」の中心儀式、22日の「即位礼正殿の儀」に参列する外国要人の特別機について、政府が羽田、成田両空港で最大140便程度の乗り入れを想定し、羽田を成田よりも増やす方向で調整していることが9日、関係者への取材で分かった。
羽田を多くするのは都心へのアクセスや警備態勢を考慮したとみられる。
国外からは前回平成時を上回る190以上の国や機関の要人が参列する見通し。
羽田では到着と出発が集中する21、24両日は一部便の欠航が決まっているほか、大規模な警備態勢が組まれる予定で、利用客にも大きな影響が出る見通しだ。
(共同:2019/10/9)