他ユーザーのTwitter投稿から「動画」のみを引用し自分のTwitterに投稿する方法として、これまでは次の方法がありました。
■PC
- 動画を右クリックして、「動画のアドレスをコピー」
- コピーしたアドレス、例:https://twitter.com/i/status/17928xxxxxxxx の末尾に「/video/1 」を追加
- ツイート
注意点として、/video/1 の1の後ろに半角スペースを入れる。コピペすると半角スペースが削除されている場合があるので投稿前に要確認
■スマホ
- 動画を長押しして、「動画をポスト」を選択
- 新しい投稿に、例:例:https://twitter.com/i/status/17928xxxxxxxx/video/1 のURLが引用されているので、/video/1 の1の後ろに半角スペースを入れる。
- ツイート
動画の長押しでアドレスがコピーされない場合
- 投稿右下の共有ボタンをタップ
- リンクをコピー
- コピーしたアドレス、例:https://twitter.com/i/status/17928xxxxxxxx の末尾に「/video/1 」を追加
- ツイート
URLのドメインが twitter.com から x.com に PCで動画のみの引用できない場合
イーロン・マスクに買収された後、Twitter社はX社となり、アプリのURLが twitter.com から x.com に変更されました。Web版ではしばらくの間 twitter.com のままでしたが、2024年5月17日「XのURLが変更される予定です」と告知され、ほどなくしてWeb版も x.com に置き換わり、同日午後1時頃には、twitter.com から x.comへのリダイレクト処理も開始されました。
経過としては、旧TwitterがXへブランド変更されたのが2023年7月下旬。これに伴って、青い鳥のロゴから、黒いXへと変更され、アプリ名もXへと変更された。一方で、URLについてはtwitter.com が継続利用。
で。
URLが x.com ドメインの配下となって、動画のURLも https://twitter.com/i/status/17928xxxxxxxx から、https://x.com/i/status/17928xxxxxxxx となりました。
この https://x.com/i/status/17928xxxxxxxx に 「/video/1 」を追加してポストすると、単純にこのURLそのものがハイパーリンク付きでポストされる。ポストされたURLをクリックすると、そのまま動画ファイルが開く。
試しに、https://x.com/i/status/17928xxxxxxxx のドメイン部分を 旧Twitterのドメインに手動で変更し、https://twitter.com/i/status/17928xxxxxxxx/video/1 としてポストすると、本文もついた「引用」の形式でポストされてしまいます。
このように、PC(Web)では、これまでの方法での「動画のみを埋め込み引用」ができなくなりました。※コピーした動画のURLが、https://twitter.com/ から始まるアドレスであった場合は5月21日時点でもこれまで通りの 「/video/1 」追加で、動画のみが引用埋め込みされます。また、https://x.com/i/status/17928xxxxxxxx から https://twitter.com/i/status/17928xxxxxxxx への書き換えでもこれまで通り引用埋め込みされる場合もあります。可能な場合とできない場合の違いは不明(調べる気は…)。
以下、とりあえずの暫定回避策
■PC
ポスト右上の「・・・」から、「</>ポストを埋め込む」を選択
Embedded Video を選択
生成された埋め込みコードを「Copy Code」でコピー
<blockquote class=”twitter-tweet” data-media-max-width=”560″><p lang=”ja” dir=”ltr”>タイトル:なんちゃらかんちゃら<a href=”https://t.co/U24fGFWxxx”>https://t.co/U24fGFWxxx</a><a href=”https://twitter.com/hashtag/ペケペケ_video?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw”>#ペケペケ_video</a> <a href=”https://t.co/hhWLcWoAiM”>pic.twitter.com/hhWLcWoAiM</a></p>— ポストしたユーザー名 (@ペケペケ) <a href=”https://twitter.com/なんちゃらかんちゃら/status/17928xxxxxx5?ref_src=twsrc%5Etfw”>May 21, 2024</a></blockquote> <script async src=”https://platform.twitter.com/widgets.js” charset=”utf-8″></script>
このコードの中の動画へのリンクをした部分から
<a href=”https://t.co/U24fGFWxxx“>https://t.co/U24fGFWxxx</a>
https://t.co/U24fGFWxxx をポスト本文にコピーする。と、動画のみ引用埋め込みされます(※htmlのリンクタグ「この文字列のリンク先はココ」と表現していだけなので同じショートコードURLが2回。なので、片方だけコピー)。
■スマホアプリ
調べた範囲では、PC(Web)では、https://x.com/i/status/17928xxxxxxxx なのに、スマホで動画長押しだと https://twitter.com/i/status/17928xxxxxxxx/video/1 と引用されたり、先の通り、ドメイン書き換えでも可能だったりと、リダイレクトの記述も含めどのような動作をさせているのかわかりません。とりあえずいまはまだ、スマホは従前の動画埋め込み引用が可能です。スマホで「動画ポスト」で表示されるURLは、https://twitter.com/i/status/17928xxxxxxxx/video/1 の末尾にスペースがないので、1の後にスペースを追加するのを忘れずに。
追記
■スマホブラウザ
スマホのブラウザでXにログインして動画を長押ししても「動画をポスト」の選択肢が出ないようですね(私だけ?編集者に実験させてみます)。どうやら、スマホアプリのみ従来の方法が利用可能ということでしょうか?となると、早晩、スマホアプリの仕様も変更されてしまうのかもしれません。スマホアプリが改悪されたら、PCでの暫定回避方法を使うことになりそうですがスマホだと面倒くさそうです…。