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タモリ倶楽部終了 2023年3月末 放送開始から40年の節目

タモリ倶楽部

©テレビ朝日

 

「タモリ倶楽部」3月末で終了 放送開始40年「役割は十分に果たした」 さらば空耳、マニアック企画…

テレビ朝日は22日、タレントのタモリ(77)が司会を務める深夜の名物バラエティー番組「タモリ倶楽部」を3月末で終了すると発表した。

発表によると、放送開始から40年の節目を迎え「番組としての役割は十分に果たしたということで、総合的に判断し3月末をもって終了」と判断したという。

「タモリさんはもちろん、すべての出演者・関係者の皆様、そしてなにより長きにわたり『タモリ倶楽部』を応援してくださった視聴者の皆様に心から感謝申し上げます」とし、「『タモリ倶楽部』が大切にしてきた独創性は、テレビ朝日の深夜バラエティの大きな財産として今後もしっかりと受け継いでまいりたいと思います。40年という長きにわたって番組をご視聴頂き、誠にありがとうございました」と記載された。

同番組は1982年10月に放送開始。女性がお尻を振るオープニングから、タモリが「毎度おなじみ流浪の番組、タモリ倶楽部でございます」と挨拶するのが定番。毎回ロケや鉄道企画などがマニアックなテーマで展開され、深夜ならではの適当なゆるさもウケて絶大な人気を誇った。ミニコーナー「空耳アワー」は名物として根強い支持を集め、芸能界にもファンが多かった。

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スポニチ2020302221636

 

「タモリ倶楽部」3月末で終了 テレ朝社長、40年の歴史に敬意と感謝 『Mステ』『タモステ』は継続

テレビ朝日の定例社長会見が28日、東京・六本木の同局で行われ、3月末で終了する同局の名物バラエティー番組「タモリ倶楽部」について篠塚浩社長がMCタモリ(77)への感謝を述べた。

タレントのタモリが司会を務める深夜の名物番組。

同局によると、放送開始から40年の節目を迎え「番組としての役割は十分に果たしたということで、総合的に判断し3月末をもって終了」と判断したという。

篠塚社長は「タモリさんはじめ、携わってくれた全ての皆様に感謝」と述べ「3月いっぱい放送はありますので、最後までお楽しみいただきたい」と呼びかけた。

また、西新常務も「長きにわたってテレビ朝日の深夜の顔として愛されてきた番組。現在テレビ朝日では深夜バラエティーに力を入れていますが、独創的な番組作りは若いスタッフ達にとって刺激。これからも引き継いでいきたい」と今後につなげるとした。

後継番組については、改めて発表すると報告。タモリが司会を務める「ミュージックステーション」や「タモリステーション」については今後も変更はなく、旬の話題を定期的に放送していくとしている。

同番組は1982年10月に放送開始。女性がお尻を振るオープニングから、タモリが「毎度おなじみ流浪の番組、タモリ倶楽部でございます」と挨拶するのが定番。毎回ロケや鉄道企画などがマニアックなテーマで展開され、深夜ならではの適当なゆるさもウケて絶大な人気を誇った。

ミニコーナー「空耳アワー」は名物として根強い支持を集め、芸能界にもファンが多かった。

©スポニチ202302281430

 

 

タモリ倶楽部

次回放送

タモリ倶楽部

【放送日時】
2023年2月24日(金) 深夜0時20分

【放送内容】
鉄道誕生151年の特別企画!日本の交通大動脈を司るJR東海の全面協力のもと、東京駅から新幹線に乗車、回送線を使って大井車両基地に潜入、ダイヤ非公開にして10日に1度ほどしか走らない新幹線の点検専用車両…ドクターイエローに初乗車!宿願のロケを敢行!電車クラブメンバーが“俺が考えたドクターイエロー夢企画”を発表します。

【出演者】
【MC】タモリ
【ゲスト】土屋礼央、市川紗椰、伊藤壮吾、南田裕介

【番組内容】
S.57.10.8にスタートしたご存知、オールロケーションでお送りしている流浪の番組。
毎回斬新な切り口で、さまざまな社会現象を超バラエティーチックにとり上げている。

 

タモリ倶楽部

『タモリ倶楽部』(たもりくらぶ、英称:Tamori Club)は、テレビ朝日系列で1982年(昭和57年)10月9日から放送されている日本の深夜バラエティ番組。

タモリが司会を務める冠番組、長寿番組である。

モノステレオ放送、ハイビジョン制作(2010年7月10日放送分より)、字幕放送(2015年1月17日放送分より)が実施されている。

番組サブタイトルは、英称:「FOR THE SOPHISTICATED PEOPLE」が使用されている。

1981年(昭和56年)10月4日から1982年9月26日までの1年間、同局で放送されていた報道番組『日曜夕刊!こちらデスク』のパロディ番組として、前半は毎週日曜日の18:30 – 19:00、後半は17:40 – 17:55(JST)に放送されていた、『夕刊タモリ!こちらデス』を原点とした“元祖脱力系番組”をコンセプトにしている。なお「夕刊タモリ」は時事ネタを元にしたコント番組で、オープニングでは「夕刊」の字が分裂して「タモリ」になっていたほか、サブタイトルとして「~YOU CAN TAMORI~」も表示されていた。

当番組は1982年10月9日から当時、毎週土曜日の0:10 – 0:40(JST、毎週金曜日深夜)の深夜バラエティ番組としてタモリが所属する芸能プロダクション田辺エージェンシーと共同制作で放送開始。1980年代は制作会社フルハウス、1990年代以降は制作会社ハウフルスと共同制作を実施。同じくタモリが司会を務めたフジテレビ系列の帯バラエティ番組『笑っていいとも!』の放送開始から4日後のことであった。

この同時期放送開始には、タモリが所属する芸能プロダクション田辺エージェンシー代表取締役社長、田邊昭知(田辺昭知)の並々ならぬ後押しがあったという(田辺はタモリ本来のシュールな芸風を気に入っており、『笑っていいとも!』の司会をする事でその才能が鈍化するのを嫌って、シュールさを前面に出した同番組を企画したといわれている)。その後、どちらもタモリの代表的な番組となり(前者は2014年3月末で終了)、長寿番組となった。

番組の公式ウェブサイトはテレビ朝日のサイト内にある簡単な解説のみで、独立した番組サイトは設置していない。ケータイサイトでは当初コンテンツ紹介が無く、タイトルロゴが表示される待ち受け動画や番組テーマソングのダウンロードができるのみであった。2016年以降はスマートフォン向け番組サイトに次回予告や出演者紹介のコンテンツが設けられる様になった。

同局で放送されていたバラエティ番組『くりぃむナントカ』がテレビ朝日社員に行ったアンケートで、好きなテレビ番組に当番組が第1位に選ばれた。

放送回によっては、7% – 9%と深夜番組としては高い視聴率を記録する事もあり、同時間帯では1位になる事が多い。

2009年10月、テレビ朝日の秋の番組改編に伴い、平日の24時以降の深夜バラエティ番組の大半を放送終了させたが、『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』と当番組は残る事となった。

2010年7月9日放送分よりハイビジョン放送を実施。

2015年1月16日放送分より字幕放送を実施。

2022年10月には放送開始40周年を迎えた。

司会
タモリ

空耳アワー
安斎肇(ソラミミスト)

ナレーター
渡辺美佐 – 2020年5月2日放送分より。

過去のナレーター
武田広 – 番組開始当初から2019年10月18日放送分まで当番組のナレーションを担当した。タモリと同じく大の鉄道ファンである。ミニコーナー「空耳アワー」のオープニングタイトルコールも辛島美登里と共に歌っている。

増谷康紀 – 2018年4月6日から2020年4月11日放送分まで当番組のナレーションを担当した。2019年10月18日までは武田(オープニングのみ)・増谷の両名でナレーションを担当していた。

 

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