ガソリンスタンド過疎|慣れない土地での長距離運転時には注意
ガソリンスタンドは、経済産業省の調査によるとピーク時の平成6年には全国で6万カ所あまりあったが、年を追うごとにその数を減らし、平成29年度末には3万747カ所とほぼ半減している。
ガソリンスタンドの営業店舗が3カ所以下となる「ガソリンスタンド過疎自治体」は、令和5年度末で全国358市町村にのぼり、このうち、8の町村ではガソリンスタンドが存在していない。
もちろん、ガソリンスタンドは「車に給油」する施設だが、同時に、「灯油の販売と配達」も行っている重要な小売店でもある。
日本中どこの地域であっても、ガソリンスタンドの急減は深刻な社会問題のひとつであるが、寒冷地である北国では「命にかかわる」問題でもあり、自治体が赤字覚悟でガソリンスタンドを維持しているケースもある。
SS過疎地一覧