入谷朝顔まつり 2023
入谷朝顔まつりが4年ぶりに開催されます。
明治初期、入谷の十数件の植木屋が朝顔作りを始め、年々大輪や珍花を咲かせ、評判になりました。都市化の波と共に大正2年に途絶えましたが、昭和23年、地元有志により復活しました。
開催日程
■2023年7月6日(木)~8日(土)
午前5時~午後11時頃
歩行者天国
■7月6日(木)
午後5時~午後9時30分
■7月7日(金)
午後5時~午後9時30分
■7月8日(土)
正午(お昼12時)~午後9時30分
開催場所
■入谷鬼子母神(真源寺)およびその周辺
交通・アクセス
■東京メトロ日比谷線 入谷駅 徒歩1分
■JR線 鶯谷駅 徒歩3分
開催場所周辺には駐輪する場所がありませんので、自転車はご遠慮下さい(台東区)
会場周辺案内図
入谷朝顔まつりポスター
交通規制
入谷朝顔まつり開催に伴う交通規制のお知らせ 警視庁下谷警察署
令和5年7月6日(木)から8日(土)までの3日間行われる入谷朝顔まつりのため、交通規制が実施されますのでご注意ください。ご迷惑をおかけしますが、皆さまのご協力をお願いします。
会場周辺の路上パーキング・メーター(チケット)は休止されます。お越しの際は公共交通機関をご利用ください。
車両通行止め規制日時及び区間
- 令和5年7月6日(木曜) 午後5時00分から午後9時30分までの間
- 令和5年7月7日(金曜) 午後5時00分から午後9時30分までの間
- 令和5年7月8日(土曜) 正午から午後9時30分までの間
車両通行止め区間
言問通り(全車両) 入谷交差点から根岸1丁目交差点までの間
裏通り (許可車両を除く)
パーキング・メーター等の休止、駐車禁止規制への変更
■入谷口通り(終日駐車禁止。朝顔まつり関係車両を除く)
上野公園昇口交差点から根岸1丁目交差点の間
令和5年7月5日(木)から令和5年7月8日(土)まで
■金杉通り(終日駐車禁止)
根岸1丁目交差点から根岸3丁目交差点の間
令和5年7月6日(金曜)から令和5年7月8日(土曜)まで
交通規制図
入谷朝顔まつり
入谷朝顔まつりは、毎年、七夕の季節に東京都台東区下谷の入谷鬼子母神(真源寺)とその界隈で開催される祭り。
入谷鬼子母神の境内とその付近の歩道で開催される朝顔祭りで、市の期間中にお参りすると朝顔の造花がついた子育お守りが貰えるという。およそ12万鉢の朝顔が並べられる。江戸時代の後期から行われていたが、1948年に復活し、現在は復活から60年以上の歴史がある。
「入谷の朝顔市」 嘉永から安政期(1848 – 60)にかけて大ブームとなった朝顔は、明治に入るといったんは衰えたが、明治15年(1882)頃から大正初めにかけて、入谷田圃といわれた一帯に住んでいた植木屋によってひろく栽培されるようになった。
坂本村入谷といわれた一帯には、丸新、松本、高野、植松、入又、入十、入久、新亀などの植木屋が軒を並べ、大輪のものや変り種を栽培し人気を集めた。
全盛期の24年から25年(1891 – 92)頃には、早朝から往来止めとなるほどの賑わいを見せていた。
30年代(1897 – 1906)には、団子坂の菊人形をまねて、朝顔人形が登場したが、通俗的で悪評だった。
「入谷みやげ」「植」と書かれた紙片には、ひざまずいて鉢入りの朝顔をみる、着物姿の若い女性が描かれている。
「入谷の朝皃は昔も今も有名なる観物なりしが近頃は俗極る人形を造り観覧に興を添るに至りしかは益々盛りに繁盛す」と記載あり。
— 清水晴風著『東京名物百人一首』明治40年8月「入谷の朝顔市」より抜粋
1913年、東京市は都市化の進展などのために中止し、1948年に復活した。
第2次大戦後の再開以来、開催が中止されたのは東日本大震災のために1度。
新型コロナウイルス感染拡大防止のために2020年から2022年まで休止された。