第95回選抜高校野球大会|春のセンバツ
21世紀枠で選出される3校、神宮大会枠の1校に加え、今年は記念大会のため例年より4枠校多い計36校が、今大会の出場権を獲得
大会期間
2023年3月18日から14日間(休養日含む)
大会会場
阪神甲子園球場
所在地:兵庫県西宮市甲子園町1番82号
センバツ 行進曲
NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の主題歌、back numberの「アイラブユー」
山梨学院 初優勝
選抜高等学校野球大会決勝戦は、山梨学院が 3対7 で報徳学園に勝利し、春夏通じて初優勝。
山梨県勢の優勝は春夏通じて初。
山梨学院が県勢悲願の甲子園初制覇!5回集中打で一挙7点、エース林決勝も完投 報徳学園を逆転で制す
山梨学院(山梨)が報徳学園(兵庫)に7ー3で勝利し、山梨県勢悲願の春・夏を通じて初となる甲子園優勝を成し遂げた。
4回に2点を先制されるが、5回に打者一巡の猛攻で一挙7得点と大逆転。投げては6戦連続の先発を託されたエース・林謙吾(3年)が9回118球の完投でチームの逆転勝利、初優勝を呼び込んだ。
報徳学園はここまで2戦連続の延長サヨナラ勝ち、大阪桐蔭との準決勝は5点差をひっくり返す大逆転勝利など接戦を制してきたが、この日は終盤1点のみで反撃ならず。02年(第74回大会)以来21年ぶりのセンバツ制覇を逃した。
両チーム無得点で迎えた4回は、エース林は1死二・三塁のピンチを招くと、自身のボークにより思わぬ形で先制点を奪われた。さらにセンター前へのタイムリーを浴び0-2とリードを許した。
しかし5回、その林が自らのバットで打線に火をつけた。1死一塁の場面でフェンス直撃の二塁打を放つと、9番の伊藤が同点のタイムリーで2-2。そこから3連打で5-2と一気に突き放すと、2死二塁から佐仲大輝(3年)が今大会チーム初本塁打となる2ランを放ち7点目。この回打者一巡で7-2と逆転に成功した。
林は8回に1点を奪われたが、9回はきっちり3者凡退で抑え、チームは2年連続6度目の出場で初の頂点に輝いた。今大会4度目の完投勝利で優勝に貢献したエースは、6試合で969球の力投をみせた。
【山梨学院今大会結果】
1回戦 vs東北 3-1
2回戦 vs氷見 4-1
3回戦 vs光 7-1
準々決勝 vs作新学院 12-3
準決勝 vs広陵 6-1
決勝 vs報徳学園 7-3
センバツ 2023 36校の初戦組み合わせ
1日目(3月18日予定) | ||
~開会式~ | ||
第1試合 | 東北(宮城・12年ぶり20回目) | 山梨学院(山梨・2年連続6回目) |
第2試合 | 北陸(福井・34年ぶり2回目) | 高知(高知・2年連続20回目) |
第3試合 | 大垣日大高(岐阜・2年連続5回目) | 沖縄尚学(沖縄・9年ぶり7回目) |
2日目 | ||
第1試合 | 東邦(愛知・4年ぶり31回目) | 鳥取城北(鳥取・2年ぶり4回目) |
(ここから2回戦) | ||
第2試合 | 大分商(大分・3年ぶり7回目) | 作新学院(栃木・6年ぶり11回目) |
第3試合 | 英明(香川・5年ぶり3回目) | 智弁和歌山(和歌山・3年ぶり15回目) |
3日目 | ||
第1試合 | 海星(長崎・7年ぶり6回目) | 社(兵庫・19年ぶり2回目) |
第2試合 | 二松学舎大付(東京・2年連続7回目) | 広陵(広島・2年連続26回目) |
第3試合 | 敦賀気比(福井・3年連続10回目) | 大阪桐蔭(大阪・4年連続14回目) |
4日目 | ||
第1試合 | 能代松陽(秋田・初出場) | 石橋(栃木・春夏通じて初出場) |
第2試合 | 龍谷大平安(京都・4年ぶり42回目) | 長崎日大高(長崎・2年連続4回目) |
第3試合 | 仙台育英(宮城・2年ぶり15回目) | 慶応(神奈川・5年ぶり10回目) |
5日目 | ||
第1試合 | 光(山口・初出場) | 彦根総合(滋賀・初出場) |
第2試合 | 常葉菊川(静岡・10年ぶり5回目) | 専大松戸(千葉・2年ぶり2回目) |
第3試合 | 城東(徳島・春夏通じて初出場) | 東海大菅生(東京・2年ぶり5回目) |
6日目 | ||
第1試合 | 健大高崎(群馬・2年ぶり6回目) | 報徳学園(兵庫・6年ぶり22回目) |
第2試合 | 氷見(富山・30年ぶり2回目) | 東北と山梨学院の勝者 |
第3試合 | 北陸と高知の勝者 | 履正社(大阪・3年ぶり10回目) |
7日目 | ||
第1試合 | クラーク国際(北海道・2年連続2回目) | 大垣日大高と沖縄尚学の勝者 |
第2試合 | 東邦と鳥取城北の勝者 | 高松商(香川・4年ぶり28回目) |
試合日程・結果
第1日目3月18日(土) |
12:00 | 1回戦 | 第1試合 | 山梨学院(山梨) |
3–1 |
東北(宮城) |
---|---|---|---|---|---|---|
14:30 | 1回戦 | 第2試合 | 北陸(福井) |
1–4 |
高知(高知) | |
17:00 | 1回戦 | 第3試合 | 沖縄尚学(沖縄) |
4–3 |
大垣日大(岐阜) | |
第2日目3月19日(日) |
9:00 | 1回戦 | 第1試合 | 鳥取城北(鳥取) |
3–6 |
東邦(愛知) |
11:30 | 2回戦 | 第2試合 | 作新学院(栃木) |
8–6 |
大分商(大分) | |
14:00 | 2回戦 | 第3試合 | 智弁和歌山(和歌山) |
2–3 |
英明(香川) | |
第3日目3月20日(月) |
9:00 | 2回戦 | 第1試合 | 社(兵庫) |
1–5 |
海星(長崎) |
11:30 | 2回戦 | 第2試合 | 二松学舎大付(東京) |
0–5 |
広陵(広島) | |
14:00 | 2回戦 | 第3試合 | 大阪桐蔭(大阪) |
3–1 |
敦賀気比(福井) | |
第4日目3月21日(火) |
9:00 | 2回戦 | 第1試合 | 能代松陽(秋田) |
3–0 |
石橋(栃木) |
11:30 | 2回戦 | 第2試合 | 龍谷大平安(京都) |
4–3 |
長崎日大(長崎) | |
14:00 | 2回戦 | 第3試合 | 仙台育英(宮城) |
2–1 |
慶応(神奈川) | |
第5日目3月22日(水) |
9:00 | 2回戦 | 第1試合 | 彦根総合(滋賀) |
0–2 |
光(山口) |
11:30 | 2回戦 | 第2試合 | 専大松戸(千葉) |
3–0 |
常葉大菊川(静岡) | |
14:00 | 2回戦 | 第3試合 | 東海大菅生(東京) |
5–2 |
城東(徳島) | |
第6日目3月23日(木) 試合中止 |
9:00 | 2回戦 | 第1試合 | 健大高崎(群馬) |
– |
報徳学園(兵庫) |
11:30 | 2回戦 | 第2試合 | 氷見(富山) |
– |
山梨学院(山梨) | |
14:00 | 2回戦 | 第3試合 | 高知(高知) |
– |
履正社(大阪) | |
第6日目3月24日(金) |
9:00 | 2回戦 | 第1試合 | 健大高崎(群馬) |
2–7 |
報徳学園(兵庫) |
11:30 | 2回戦 | 第2試合 | 山梨学院(山梨) |
4–1 |
氷見(富山) | |
14:00 | 2回戦 | 第3試合 | 高知(高知) |
3–2 |
履正社(大阪) | |
第7日目3月25日(土) |
9:00 | 2回戦 | 第1試合 | クラーク記念国際(北海道) |
1–3 |
沖縄尚学(沖縄) |
11:30 | 2回戦 | 第2試合 | 高松商(香川) |
3–6 |
東邦(愛知) | |
14:00 | 3回戦 | 第3試合 | 英明(香川) |
8–9 |
作新学院(栃木) | |
第8日目3月26日(日) 試合中止 |
11:00 | 3回戦 | 第1試合 | 光(山口) |
– |
山梨学院(山梨) |
13:30 | 3回戦 | 第2試合 | 高知(高知) |
– |
専大松戸(千葉) | |
16:00 | 3回戦 | 第3試合 | 海星(長崎) |
– |
広陵(広島) | |
第8日目3月27日(月) |
9:00 | 3回戦 | 第1試合 | 山梨学院(山梨) |
7–1 |
光(山口) |
11:30 | 3回戦 | 第2試合 | 専大松戸(千葉) |
6–4 |
高知(高知) | |
14:00 | 3回戦 | 第3試合 | 広陵(広島) |
3–2 |
海星(長崎) | |
第9日目3月28日(火) |
8:30 | 3回戦 | 第1試合 | 大阪桐蔭(大阪) |
1–0 |
能代松陽(秋田) |
11:00 | 3回戦 | 第2試合 | 東海大菅生(東京) |
1–0 |
沖縄尚学(沖縄) | |
13:30 | 3回戦 | 第3試合 | 報徳学園(兵庫) |
5–4 |
東邦(愛知) | |
16:00 | 3回戦 | 第4試合 | 龍谷大平安(京都) |
1–6 |
仙台育英(宮城) | |
第10日目3月29日(水) |
8:30 | 準々決勝 | 第1試合 | 山梨学院(山梨) |
12–3 |
作新学院(栃木) |
11:00 | 準々決勝 | 第2試合 | 広陵(広島) |
9–2 |
専大松戸(千葉) | |
13:30 | 準々決勝 | 第3試合 | 大阪桐蔭(大阪) |
6–1 |
東海大菅生(東京) | |
16:00 | 準々決勝 | 第4試合 | 報徳学園(兵庫) |
5–4 |
仙台育英(宮城) |
※3月30日(木)休養日
大会11日目 準決勝|3月31日(金)
第11日目3月31日(金) |
11:00 | 準決勝 | 第1試合 | 広陵(広島) |
1–6 |
山梨学院(山梨) |
---|---|---|---|---|---|---|
13:30 | 準決勝 | 第2試合 | 報徳学園(兵庫) |
7-5 |
大阪桐蔭(大阪) |
第12日目 決勝
第12日目4月1日(土) |
12:30 | 決勝 | 第1試合 | 山梨学院(山梨) |
– |
報徳学園(兵庫) |
---|
2023 春のセンバツ 出場校|1月27日15時30分から発表
※選考委員会 1月27日(金)
※組み合わせ抽選会 3月10日(金)
出場枠
北海道「1」
東北が1つ増えて「3」
関東・東京は、関東の枠が1つ増えて合わせて「7」
東海が1つ増えて「3」
北信越「2」
近畿は、大阪桐蔭高校が去年秋の明治神宮大会で優勝したため、1つ増えて「7」
中国・四国は、四国の枠が1つ増えて合わせて「6」
九州「4」
■21世紀枠推薦校(最終候補)
北海道 稚内大谷(北海道) 全道大会=2回戦
東北 由利(秋田) 秋田=準優、東北=8強
関東 石橋(栃木) 栃木=4強
東海 木本(三重) 三重=4強
北信越 氷見(富山) 富山=優勝、北信越=8強
近畿 小野(兵庫) 兵庫=8強
中国 神辺旭(広島) 広島=4強、中国=1回戦
四国 城東(徳島) 徳島=4強
九州 高鍋(宮崎) 宮崎=準優、九州=1回戦
21世紀枠
校名 | 都道府県 | 出場回数 |
---|---|---|
氷見 | 富山 | 30年ぶり2回目 |
城東 | 徳島 | 初出場 |
石橋 | 栃木 | 初出場 |
北海道地区
校名 | 都道府県 | 出場回数 |
---|---|---|
クラーク国際 | 北海道 | 2年連続2回目 |
補欠校
北海(北海道)
東北地区
校名 | 都道府県 | 出場回数 |
---|---|---|
仙台育英 | 宮城 | 2年ぶり15回目 |
東北 | 宮城 | 12年ぶり20回目 |
能代松陽 | 秋田 | 初出場 |
補欠校
聖光学院(福島)
山形中央(山形)
関東地区
校名 | 都道府県 | 出場回数 |
---|---|---|
山梨学院 | 山梨 | 2年連続6回目 |
専大松戸 | 千葉 | 2年ぶり2回目 |
健大高崎 | 群馬 | 2年ぶり6回目 |
慶應義塾 | 神奈川 | 5年ぶり10回目 |
作新学院 | 栃木 | 6年ぶり11回目 |
補欠校
横浜(神奈川)
山村学園(埼玉)
東京地区
校名 | 都道府県 | 出場回数 |
---|---|---|
東海大菅生 | 東京 | 2年ぶり5回目 |
二松学舎大附 | 東京 | 2年連続7回目 |
補欠校
日大三(東京)
帝京(東京)
東海地区
校名 | 都道府県 | 出場回数 |
---|---|---|
東邦 | 愛知 | 4年ぶり31回目 |
常葉大菊川 | 静岡 | 10年ぶり5回目 |
大垣日大 | 岐阜 | 2年連続5回目 |
補欠校
加藤学園(静岡)
津商(三重)
北信越地区
校名 | 都道府県 | 出場回数 |
---|---|---|
北陸 | 福井 | 34年ぶり2回目 |
敦賀気比 | 福井 | 3年連続10回目 |
補欠校
福井商(福井)
松商学園(長野)
近畿地区
校名 | 都道府県 | 出場回数 |
---|---|---|
大阪桐蔭 | 大阪 | 3年連続14回目 |
報徳学園 | 兵庫 | 6年ぶり22回目 |
智弁和歌山 | 和歌山 | 4年ぶり15回目 |
龍谷大平安 | 京都 | 4年ぶり42回目 |
履正社 | 大阪 | 4年ぶり10回目 |
彦根総合 | 滋賀 | 初出場 |
社 | 兵庫 | 19年ぶり2回目 |
補欠校
高田商(奈良)
神戸国際大付(兵庫)
中国地区
校名 | 都道府県 | 出場回数 |
---|---|---|
広陵 | 広島 | 2年連続26回目 |
光 | 山口 | 初出場 |
鳥取城北 | 鳥取 | 2年ぶり4回目 |
補欠校
高川学園(山口)
おかやま山陽(岡山)
四国地区
校名 | 都道府県 | 出場回数 |
---|---|---|
英明 | 香川 | 5年ぶり3回目 |
高松商 | 香川 | 4年ぶり28回目 |
高知 | 高知 | 2年連続20回目 |
補欠校
鳴門(徳島)
明徳義塾(高知)
九州地区
校名 | 都道府県 | 出場回数 |
---|---|---|
沖縄尚学 | 沖縄 | 9年ぶり7回目 |
長崎日大 | 長崎 | 2年連続4回目 |
海星 | 長崎 | 7年ぶり6回目 |
大分商 | 大分 | 26年ぶり7回目 |
補欠校
明豊(大分)
西日本短大附(福岡)
関連ニュース
甲子園で異例 オーロラビジョンに「WBC 日本代表 世界一 おめでとう!」
甲子園で異例 オーロラビジョンに「WBC 日本代表 世界一 おめでとう!」
4年ぶりに選手全員が入場行進 甲子園球場でセンバツ高校野球が開幕
4年ぶりに選手全員が入場行進 甲子園球場でセンバツ高校野球が開幕
センバツ高校野球「観客のマスク着用は個人の判断」高野連
今月18日に甲子園球場で開幕するセンバツ高校野球について、高野連=日本高校野球連盟などは、すべての観客に対してマスクの着用は個人の判断にすると発表しました。
センバツ大会でのマスクの着用について、高野連などは先月の運営委員会で、声を出しての応援が想定される学校の応援団は着用をルールとし、そのほかの観客についても応援で声を出す場合は、着用することを求めていました。
しかし、13日から新型コロナの感染対策としてのマスク着用が個人の判断に委ねられたことを受けて、臨時の運営委員会を持ち回りで開き、学校の応援団を含むすべての観客に対して、声出し応援の有無にかかわらず、マスクの着用を個人の判断とすることを決めました。
一方、密を避けるため、ハイタッチや肩を組む、得点したときに座席の上などの1か所に集まる行為は引き続き、控えるよう呼びかけます。
また、選手や監督についても、これまでベンチで十分な距離をとれずに会話をする場合などはマスク着用を推奨してきましたが、個人の判断としました。
一方、大会関係者については、着用を推奨するとしています。
このほか、試合前の守備練習での女子部員の活動について、徳島の城東高校の1人がノッカーとボール渡し、富山の氷見高校の2人と山口の光高校の1人がノッカーへのボール渡しをそれぞれ行うことになったと発表しました。
NHK202303151525
作新学院に入場行進の選抜旗授与 春の選抜高校野球
※掲載時の映像と記事内で「第59回」とされていますが、「第95回」です。
作新学院に入場行進の選抜旗授与 春の選抜高校野球
マカロニえんぴつの新曲「PRAY.」が第95回センバツ MBS公式テーマソングに決定!「僕らからも熱い歌を届けられたら」
マカロニえんぴつの新曲「PRAY.」が第95回センバツ MBS公式テーマソングに決定!「僕らからも熱い歌を届けられたら」