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NY 商業ビル火災で7人負傷 火元は電動キックボードか

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NY 商業ビル火災で7人負傷、電動キックボードのバッテリーから出火か

米ニューヨーク市ブロンクス区の商業ビルで2023年3月5日午前、大規模な火災が発生し、少なくとも7人が負傷した。

消防当局は、建物の中に置いてあった電動キックボードのバッテリーから火が出たとみて詳しく調べている。

ニューヨーク市消防局(FDNY)によると、市民1人と救急隊員1人が重傷、消防隊員5人が軽傷を負った。

ニューヨーク市警察(NYPD)は、1階建て商業ビルの後方の屋根から火が広がったと発表した。

FDNYのカバナー局長が5日、現場で語ったところによると、電動キックボードのリチウムイオン電池から火が出たとみられる。

カバナー氏は、リチウムイオン電池による火災は文字通り爆発が起き、瞬時に燃え上がって消火が極めて難しいと指摘した。

同氏はまた、現場のビルは屋根が焼け落ちて完全に破壊され、何も残っていないと報告。出火原因を詳しく調べる必要があると述べたうえで、基準に適合しない不良品が使われていた可能性を指摘した。

電動キックボードは、ビル内のスーパー店内後方に置かれていた。持ち主は分かっていない。

消防局はツイッター上で、防犯カメラが出火現場を捉えたとみられる映像を公開した。火災に気づいた人物が電動キックボードを動かし、炎がさらに激しくなる場面が映っている。

ニューヨークのアダムス市長は同日の記者会見で市民らに、合法的なリチウムイオン電池だけを使い、搭載製品を屋内に置かないよう呼び掛けた。

カバナー氏が先週発表した集計によると、ニューヨーク市内では過去4年間に、リチウムイオン電池が原因の火災が400件以上発生している。

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©CNN202303061524

 

 

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