気象・災害

セブンイレブン 配送センターの土砂崩れで滋賀・京都の約300店舗に食品配送できず

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セブンイレブン 大雨被災の配送センターを5月15日再開

コンビニ大手のセブン-イレブン・ジャパン(東京都)は12日、大雨で大津市の商品配送センターが被災し、滋賀県全域と京都府の一部地域の店舗に商品が届けられなくなった問題について、センターからの配送を15日から再開すると発表した。

大雨被害では、大津市のセンター敷地内で道路ののり面が崩れるなどし、配送エリアの店舗に一部商品が届かない事態が起きていた。同社によると、現在は他の商品配送センターで納品に対応しているという。

今後の配送体制について広報担当者は「復旧作業が続いており、順次、通常の体制に戻していくことになる」としている。

©京都新聞202305122125

 

 

大雨の影響で滋賀県内の商品配送センター敷地内で土砂崩れ、停電に

6日から8日にかけての大雨の影響で、滋賀県や京都府にあるセブン‐イレブンの計200店舗以上に、弁当など一部の商品が配送できない状況になっています。

京都市内にあるセブンイレブンの店舗では、10日朝も弁当や総菜の多くが欠品していて、「お詫び」の貼り紙が貼られていました。

「セブン‐イレブン・ジャパン」によりますと、現在、滋賀県全域の224店舗と京都府の一部の店舗に対し、弁当や総菜などの一部の食品について配送ができていないということです。

6日からの大雨により、滋賀県内にある商品配送センターの敷地内で土砂崩れが発生。センターで停電が起きて、商品の仕分け作業や注文の受付作業ができない状態だということです。食品が届けられない状況だということです。現在、復旧作業が行われていますが、通常の配送体制に戻る目途は立っていないということです。

セブン‐イレブンは、ホームページ上でも発表し、「商品供給が滞り、多大なご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません」とコメントし、「復旧し次第、改めてご案内いたします」としています。

読売テレビ202305101050

セブンイレブン

 

 

【現地取材】セブンイレブン物流センター“土砂崩れ”停電…ネット切断で発注できず 滋賀全店などに影響

大雨が原因で、滋賀県の全域に思わぬ影響が出ているということです。セブンイレブンの配送に乱れが出ているということで取材しました。

【坂元龍斗フィールドキャスター】
「滋賀県大津市に来ました。名神高速の瀬田東インターチェンジを降りてすぐの場所です。先日の大雨によって、この県道沿いの、のり面が崩れて土砂崩れを起こしているんです。
実はこの上の方に、コンビニエンスストアのセブンイレブンの配送センターがあるのですが、敷地内で電柱が倒れてしまい、恐らくですがそれが原因で配送センターが停電しています。その停電によって滋賀県内あるいは京都市内の一部のセブンイレブンでお弁当など商品の品薄状態になってしまっているんです」

これは10日朝に撮影された滋賀県近江八幡市にあるセブンイレブンの店内の写真です。

弁当や総菜などの陳列棚に商品がほとんど並んでいません。

パンの棚には全く商品がなく復旧のめどが立っていないことを知らせる張り紙があります。

また、京都の市街地、中京区の店舗でも午後2時ごろ同じような品薄の状態になっていました。

滋賀県内に大雨警報が発令されていた今月7日の夜、滋賀県大津市にある配送センターの敷地内で土砂崩れが起きました。

これにより、電柱が倒れて停電が発生し、インターネットのケーブルも切断されたため、各店舗から注文を受けることや仕分けの作業が出来なくなったということです。

また、配送センターに出入りする道が崩れ配送のトラックが通れなくなりました。

セブンイレブン・ジャパンなどによると、この施設では、滋賀県内にある224の全店舗と京都府内の一部店舗の弁当などの食品を扱っていて、7日の夜から配送がストップしたり、遅れたりする状態が続いています。

【セブンイレブンの利用者は…】
「会社のお昼ご飯を買いにセブンイレブンいつもここ寄っているんですけどガラガラで何もなかったんでちょっとどうしようかなって考えているところです」
「困りますね、セブン好きなので」

物流のストップからまもなく3日、復旧のめどは立っているのでしょうか?

【坂元龍斗フィールドキャスター】
「(滋賀県内の)セブンイレブンを見てきましたが、確かに弁当やスイーツなど一部商品の品薄が続いていました。この配送センターの停電は今も続いていまして、電気が届かずインターネットも通っていない状態だそうです」

【坂元龍斗フィールドキャスター】
「そもそも発注のシステムは、インターネット上で各店舗からの発注を受けて、配送センターが商品を配送するそうです。発注が受けられないので、商品が来ない状態です。これに伴って京都の配送センターから商品を運び込むなどの対応をしているそうです。一部の商品がないだけで営業をしていない訳ではありませんが、完全復旧にはしばらく時間がかかりそうだということです」

【坂元龍斗フィールドキャスター】
「都市部ですと、例えば他社のコンビニに行けば商品を買えると思うのですが、郊外に行けば行くほど店舗数が少なくて、例えばそれがセブンイレブンだった…というところもあるでしょうから、そうなると付近の住民の皆さんはしばらく大変な状況が続きそうだと感じます」

今回、思わぬ形で物流がストップした形ですが、あらためて備えなども必要だといえそうです。

【中継】セブンイレブン物流センター“土砂崩れ”停電…ネットケーブルも“切断”で滋賀県内全224店舗などに影響 完全復旧めど立たず【関西テレビ・newsランナー】

関西テレビ202305101928

 

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