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Twitterとイーロン・マスク氏のこれまで|ツイッター今日の動向

Twitterとイーロン・マスク氏

 

Twitterとイーロン・マスク氏のこれまで

Twitterとイーロン・マスク氏のこれまでを報道記事などから簡単にとりまとめたものです。

現在進行形では「閲覧制限」が最大の関心事となっています。

新しいニュースやトピックがありましたら、随時追加します。

 

イーロン・マスク氏によるTwitterの買収

2022年1月 Twitter株の購入を開始

アメリカの自動車メーカーテスラのCEOであるイーロン・マスク氏は、Twitter株の購入を開始し、3月には同社の株式5%に到達。

4月4日にはTwitterの株式の9.1%を26億4000万ドルで購入。出資比率が5%を超えてから10日以内に米国証券取引委員会 (SEC) に必要な書類を提出しなかった(米国証券法違反)。同日中にSECの13Gファイルで出資を公にし、Twitterの株価は27%上昇した(2013年のIPO以来の株価の上昇を記録)。

4月9日の取締役会でマスク氏の席が用意されたが、当日に取締役会不参加の意向を明らかにした。

マスク氏がTwitterの株式を大量に取得していたことが明らかになったのは、同氏が2022年3月に「Twitterの言論の自由への取り組みに疑問」を呈し、ライバルとなるソーシャルメディアを作ることを示唆するツイートを行った後だった。この発言は、マスク氏がTwitter株の7.5%を取得した後にツイートされたものだった。

 

株式取得提案

4月14日、マスク氏は、440億ドル (日本円でおよそ5兆4000億円)で、Twitterの株式の100%を取得する買収提案を行った

これに対し、Twitterの取締役会は、取締役会の承認なしに一人の投資家が15%以上の株式を保有することを困難にする株主権利プラン(メディアは「ポイズン・ピル」と報道)を採択し、「買収拒否」に動いた。

総額440億ドルのうち、マスク氏が210億ドル分を自己資金で拠出、残りは銀行借入となった。

この210億ドル分の自己資金確保のために、マスク氏は、4月27日時点で約440万株のテスラ株を売却、40億ドル相当を現金化した。

4月25日、Twitter取締役会議長のブレット・テイラー氏は、「提案の価値や資金調達の方法などについて深く包括的に評価した。株主にとって最善の道だと信じている」とコメント。マスクの提案を事実上受け入れた。

マスク氏は約440億ドル (約5兆6000億円)で入札を成功させた。

この取引の反動で翌日、テスラの株式市場価値は1250億ドル以上下落、マスク氏は純資産のうち約300億ドルを失うこととなった。

買収発表後、Twitter幹部のビジャヤ・ガッデ氏の方針を批判するツイートを8600万人のフォロワーに向けて行い、それを受けた一部の人々が彼女に対して性差別や人種差別の嫌がらせを行う事態に発展した。

買収発表からちょうど1カ月後、Twitterのデイリーアクティブユーザーの5%がスパムアカウントであるとの報道を受け、マスク氏は買収を「保留」とし、Twitterの株価が10%以上下落する事態となった。

マスク氏はTEDインタビューでSNSとしてのTwitterが「世界中の言論の自由のためのプラットフォーム」になることを願っていて、自身の資産のために買収するわけではないとコメントした。

5月10日、マスク氏はフィナンシャル・タイムズのイベントに登壇、アメリカ合衆国前大統領のドナルド・トランプ氏のアカウントが2021年1月6日のアメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件を受けて利用が永久に停止されていることについて「正しくなかった」と発言。買収後、トランプのツイッターのアカウントを復活させる考えを示した。なお、トランプのアカウントは買収完了後の11月19日にユーザーの投票を経て停止措置が解除された。

 

上場廃止

2022年6月17日、マスク氏はツイッター社員の集会にオンライン形式で初めて出席。

その際、社員から「一時解雇の可能性はあるか」という質問に「今はコストが収益を上回っている」と回答、一時解雇の可能性を示唆した

7月8日、マスク氏は、偽アカウントの数が企業価値の算定にかかわるとして、Twitter側に偽アカウントの数が5%未満という検証に必要な情報を求めたが、Twitter側がこれを拒否したことを「重大な契約違反」として、合意した買収計画を撤回した。買収合意破棄の際の違約金は10億ドル。

7月12日、Twitter社は、法的拘束力のあるTwitter社買収の合意に違反したとして、デラウェア州の大法院にマスク氏を正式に提訴した

10月、マスクは再び翻意し、Twitterを1株あたり54.20ドルで買収することを提案。

10月13日、ツイッターが裁判所に提出した資料が公開され、同社の買収案に関連してマスク氏が米捜査当局の調査を受けていることが判明した

10月27日、440億ドル(約6兆4000億円)で、マスク氏によるTwitter買収が完了したことを、複数の欧米メディアが伝えた。

買収後、Twitter社がスパムアカウントの数について誤解を招く情報を提供してきたことを理由に、CEOのアグラワル氏、CFOのネッド・シーガル氏、法務ポリシー担当のビジャヤ・ガッデ氏を含む取締役9名全員が即時解任された。

11月8日、Twitter社は、ニューヨーク証券取引所への上場を廃止、非公開会社となった。

マスクによる買収後に大量解雇が進められ、2023年1月には従業員が約1300人となり買収前の7500人の5分の1以下となった。

 

Twitter広告主の大量撤退

デジタルマーケティングに関する市場調査会社・Pathmaticsの分析によると、イーロン・マスクによる買収以前にTwitterに広告を出していた上位100社の広告主のうち70%が、2022年12月18日までの1週間に広告を出していないとレポートした。

Twitterの収益のうち約89%は広告費であるため、この状況はマスクにとって看過できるものではないとWall Street Journalは指摘。

Bot Sentinelによると、10月27日から11月1日までの間に約87万7000アカウントが停止。さらに、約49万7000アカウントが凍結されたという。

多くのユーザーがマストドンなどの他のプラットフォームへの移行を試みており、実際にマストドンでは新規ユーザーが49万人近くに上り、11月7日には月間アクティブユーザーが100万人を超えた。

11月3日、アメリカのゼネラル・ミルズ、ファイザー、モンデリーズ・インターナショナル、ドイツのフォルクスワーゲンはツイッターでの広告を一時的に停止したと発表した。ゼネラルモーターズ、フォード・モーターがこの1週間前に広告を停止。

11月4日、全従業員の約半数の3700人が突然解雇された。日本法人の従業員も対象。

11月14日、バレンシアガが買収完了後には大企業として初めてTwitterアカウントを削除した。

クレイジージャーニー TBS

 

出典・引用:Wikipedia

マスク氏によるTwitter買収、ついに完了へ──二転三転したこれまでの経緯を時系列で見る

 

 

認証バッジ有料化

マスク氏、ツイッター認証バッジ有料化 「ブルー」に含め月8ドルに

2022年11月1日、米ツイッターの最高経営責任者(CEO)に就任した米実業家イーロン・マスク氏は1日、アカウントが本物であることを示す青色の「認証済みバッジ」を有料化すると発表した。ツイッターのサブスクリプションサービス「ブルー」に含め、月額8ドルにする。ブルーから得られる収益を拡大し、交流サイト(SNS)広告への依存度低下を図る。

ツイッターは昨年6月、同社初のサブスクリプションサービス「ブルー」の提供を月額4.99ドルで開始。ツイート編集などのプレミアム機能のほか、一部出版社の記事を広告なしで読むことができる特典があった。

マスク氏はツイッターへの投稿で、認証済みバッジの有無を決める「現在のシステムはでたらめ」と指摘。ブルーの月額8ドルは「購買力平価に比例して」国ごとに調整されるとした。

またブルーの利用者は返信や検索などで優先され、より長時間の動画や音声の投稿が可能になるほか、広告の表示数も半分になるという。さらに「われわれと協力する意志のある出版社」からの有料記事を無料で読むことができるようになるとした。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は1日、関係筋の情報として、ブルーで広告なしの記事を読めなくなると報じた。

最近実施されたアンケートでは、ツイッター利用者の8割以上が認証済みバッジに料金を支払わないと回答。約1割は月額5ドルを払う用意があると答えた。

こうした中、ツイッターの広告販売トップを務めていたサラ・パーソネッテ氏が1日、先週辞任したことを自身のツイッターで明らかにした。マスク氏の下でツイッターがどのように変化するのか広告会社にとって不透明感が増している。

マスク氏はツイッター買収完了後、パラグ・アグラワル最高経営責任者(CEO)やネッド・シーガル最高財務責任者(CFO)ら上層部を直ちに解雇し、10月31日にツイッターの最高経営責任者(CEO)に就任した。

REUTERS 2022/11/2

 

ツイッター「認証バッジ」の有料提供を停止

米ツイッターが、アカウントが利用者本人のものと示す「認証済みバッジ」の有料提供を停止したことが11日、明らかになった。

認証バッジの有料提供は最近始めたばかりだが、なりすましアカウントの急増が報告されており、わずか数日で停止に追い込まれた。

米ワシントン・ポスト紙によると、ツイッターは10日夜の従業員向けの連絡で、認証バッジの提供などを含む有料サービス「ツイッターブルー」への登録を一時的に停止すると伝えた。「なりすましの問題の解決を促すため」という。

ツイッターのサイトによると、今月9日以降に作られたアカウントではツイッターブルーの登録ができないという。このサービスは北米や豪州などだけで提供されており、今後拡大する予定としていた。

朝日新聞 2022年11月12日 6時49分

 

認証バッジが付与される「Twitter Blue」、12月12日に再開–「iOS」経由は高額に

Twitterは米国時間12月10日、サブスクリプションサービス「Twitter Blue」の提供を12日に再開するとツイートした。現在物議をかもしている「青いチェックマーク」が加入者に付与されることになるが、今回は、なりすましを防ぐことを目的とした何らかの審査プロセスが追加される。このチェックマークやその他の機能を含むTwitter Blueは、ウェブ経由で加入する場合は月額7.99ドル(約1100円)、「iOS」アプリ経由で加入する場合は月額10.99ドル(約1500円)になると、同社は述べた。

「加入すれば、ツイート編集機能、1080ピクセルの動画アップロード、リーダーモード、(アカウント審査後に)青色チェックマークが提供される」と、同社はツイートで述べた。アカウント審査の内容は不明だが、スレッドに含まれている画像には、「認証済み電話番号」が必要と記されている。

新たにTwitterの最高経営責任者(CEO)となったElon Musk氏は就任以降、認証チェックマークの変更を繰り返していた。11月には月額料金7.99ドル(約1100円)のTwitter Blueを導入したが、それは、認証済みの個人と有料アカウントの境界をあいまいにするものだった。その結果、著名人や企業になりすますユーザーが大量に現れて混乱が生じ、同社は、Twitter Blueの新規加入受付を一時停止した。

Twitterの製品管理責任者Esther Crawford氏は10日、自身のツイートの中で、「なりすましを防ぐ新たな措置の1つとして、アカウントに青色チェックマークを付与する前に審査工程を追加した」と述べた。青色チェックマークを付与するためにIDでユーザーの本人確認をするのかというTwitterユーザーからの質問に同氏は、「IDによる本人確認は今回のアップデートに含まれていない」と回答した

Musk氏が青いチェックマークをTwitter Blueサブスクリプションサービスに組み込むことを考案する以前の認証プロセスには、政府発行IDを提出して「著名な個人」である証拠を示す、といったプロセスがあった。認証マークを購入可能にするという同氏の手法に対しては、青色チェックマークが無意味になるという批判の声も上がっていた。

同氏は11月下旬に、企業には金色の認証チェックマーク、政府機関には灰色の認証チェックマークを表示する計画をツイートしていた。

Twitterの10日のツイートによると、同社は企業と政府にそれぞれ金色と灰色のチェックマークを付与する計画を実施する予定だという。また、Twitter Blueの加入者は、「ハンドルネーム、表示名、プロフィール写真を変更できるようになるが、アカウントが再審査されるまで一時的に青色チェックマークは非表示になる」ともツイートされている。なりすましが横行していた時期に、他人になりすますために表示名を変えるTwitterユーザーが出現していた。

iOS経由で月額7.99ドルのTwitter Blueに加入済みのユーザーには、月額10.99ドルという新しいiOS経由料金に関する通知が届く予定で、月額7.99のウェブ経由に切り替えることも選択できると、Crawford氏はツイートした。Musk氏は11月に、Appleが「App Store」を介した売り上げに対して開発者と企業に課す手数料について、不満を述べていた

Crawford氏は、「iOS」版とウェブ版で機能は同じであり、「Android」ユーザーはウェブ経由で加入して「Twitter Blue」を各自の端末で利用できると述べた。

CNET Japan 2022年12月12日 10時02分

 

 

Twitter 3色の認証バッジを12月2日に導入

Twitterの最高経営責任者(CEO)であるElon Musk氏は米国時間11月25日、新たな認証バッジを12月2日に導入するとツイートした

企業には金色、政府機関には灰色、個人には「著名人か否かを問わず」青色の認証バッジを付与する。個人でも所属組織が認めれば、その組織に属することを示す小さなロゴを添えられると、同氏はその後のツイートで説明した。

Musk氏はTwitterを買収してから、認証バッジの仕組みに変更を加えてきた。

まず、月額8ドル(約1100円)のサブスクリプション「Twitter Blue」に手を付けてみたが、認証済みの個人と有料アカウントの区別がしづらくなり、大勢の人が著名人や企業になりすまして混乱を招く事態につながった。

Twitterはその後、政府や報道機関、ビジネスパートナー、「一部の著名人」の「公式」アカウント用に、灰色のチェックマークを追加したが、その後すぐに削除した。

新しい3色のバッジは、なりすましを減らす一方で、サブスクリプション収入を維持する狙いがあるようだ。

Musk氏はまた、「認証済みアカウントはすべて、手作業による認証を受けてからチェックが有効になる」としている。ただし、その作業をすべてTwitterが行うのか、またユーザーが自分のIDの認証に関与するのかは不明だ。Twitterにコメントを求めたが、回答は得られていない。Musk氏は今週、より詳しい説明を公開するとしている。

Musk氏は25日、AppleとGoogleが各アプリストアからTwitterを排除したら独自のスマートフォンを開発するかという質問に対して、「そうならないよう願っているのは確かだが、他の選択肢がなければ、代わりのスマートフォンを開発する」とツイートした

Musk氏はそれ以上の詳細を明らかにしなかったが、スマートフォンだけでなく、Appleの「App Store」や「Google Play」の利用を回避する競合モバイルプラットフォームも開発するとなれば、ハードウェアもソフトウェアも独自に開発する必要があり、非常に困難だ。

CNET Japan/2022年11月28日 10時50分

 

Twitter Blue 2023年1月11日から正式にリリース 月額980円

米ツイッターが、有料サービス「ツイッターブルー」の提供を、日本でも始めたことが11日分かった。

契約すると、アカウントに青いチェックマークの「認証済みバッジ」がつく。

表示広告数を半減させたり、返信や検索結果で自分の投稿を上部に表示させたりする機能も、近日中に公開すると案内している。

月額利用料はウェブサイト版が980円、米アップルのiPhone向けアプリ版は1380円。

・今後、青い認証マークを取得する場合は「Twitter Blue」への申込が必要(著名性に基づく従来の申請は、今後受け付けない)。

・「Twitter Blue」で認証マークを付与されるには審査基準あり。

・法人組織向けの「Twitter Blue for Business」もテストがスタート。金色のチェックマークが付与される。

 

 

Twitter、組織の「ゴールド認証バッジ」開始 月13.5万円

Twitterは、組織の認証バッジを開始した。日本でも開始され、月額料金は13万5,000円、社員などの関連アカウント追加は1人8,000円/月。米国では1,000ドル/月、追加が1人50ドル。

企業・組織などを認証するバッジ。個人向けのTwitter Blue(月額980円~)では青い認証バッジが取得できるが、組織の認証バッジ(Twitter Verified Organizations)では、バッジがゴールドになるほか、アイコンがスクエア(Twitter Blueは丸形)となる点が大きな違い。

また、組織に関連アカウント(affiliate)をまとめて確認できるようになる。なお、政府や非営利団体のアカウントについては、グレーで丸形のアイコンが用意される。

組織の認証バッジには、Twitter Blueと同じくツイートの編集や、ブックマークフォルダ、長文ツイート、会話の優先表示、広告の半減などの機能が含まれる。

組織の認証バッジは、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、日本、英国、サウジアラビア、フランス、ドイツ、イタリア、ポルトガル、スペイン、インド、インドネシア、ブラジルでスタート。申込後、資格基準を満たす場合は、登録したアカウントに確認メールが送信される。

Impress Watch 2023年3月23日 22:20

 

 

Twitter、旧青バッジは4月1日から削除開始と発表

米Twitterは3月23日(現地時間)、4月1日に従来の認証済みプログラムの廃止と従来の認証済みチェックマーク(いわゆる青バッジ)の削除を開始するとツイートで発表した。青バッジ(正式には「青いチェックマーク」)を付けておきたい場合はTwitter Blueに加入するよう促している。

Twitterは昨年11月、青いチェックマークをTwitter Blueの機能の1つにすると発表。現在は従来の認証証済みを意味するものと、Twitter Blueでもらえるものが混在している。

イーロン・マスクCEOは昨年12月、「従来の認証バッジは数カ月以内にすべて削除する」と予告した。

同氏も公式発表後、自身のアカウントでTwitter Blueへの加入を促した。

Twitterはこの発表の数時間前に、Twitter Blueが世界中で利用可能になったと告知した。

削除開始の日程がエイプリルフールなのは気になるが、今回は冗談ではなさそうだ。

ITmediaNEWS 2023年03月24日 09時33分

 

ツイッター認証バッジが一部復活、「フォロワー100万人」が基準説

ツイッターは先週、Twitter Blueに加入していないアカウントの認証済みバッジを削除したが、フォロワー数が多い一部のアカウントのバッジを復活させた模様だ。これを受け、一部の著名人やジャーナリストは、自身がイーロン・マスクが導入した月額8ドル(980円~)のサブスクリプションに加入していないことを強調している。

ニューヨーク・タイムズのマギー・ハバーマン(Maggie Haberman)記者は4月23日、認証済みアカウントのスクリーンショットを公開し「私は加入していない」と投稿した。

コメディアンで俳優のベン・シュワルツも、青いバッジが戻ってきたと投稿し「私はなにも購読していない」と述べた。

天体物理学者でTVパーソナリティのニール・ドグラース・タイソンも、自身の認証バッジが突然復活したことに困惑した模様で「宇宙は謎に満ちている」と投稿した。

マサチューセッツ工科大学(MIT)も22日の投稿で、購読していないと述べた。

ノーベル賞を受賞した経済学者でコラムニストのポール・クルーグマンは23日、認証バッジが再び現れたことについて「私は何もしていない。私は絶対、費用を支払ったりしていない」と投稿した。イーロン・マスクは、この投稿に対して泣いている赤ちゃんの写真をツイートした。

マスクは、作家のスティーブン・キングなどの一部の著名人の認証バッジの費用を個人で負担していると述べている。

一方、すでに亡くなった著名人の認証バッジが復活した事例も確認されている。ベネズエラのウゴ・チャベス大統領(2013年に死去)、シェフで作家のアンソニー・ボーデン(2018年に死去)、ロックバンドのリンキン・パークのボーカルのチェスター・ベニントン(2017年に死去)らのアカウントにも、青いバッジが復活し「Twitter Blueを購読している」との記載がある。

CNBCなどの一部のメディアは、ツイッターがフォロワー数が100万人以上のアカウントの認証バッジを復活させたと報じているが、この基準に満たない場合でも、バッジが復活した場合があり、どのような基準で運用されているのかは現時点では不明だ。

Forbes JAPAN 2023/4/24

 

 

Twitter APIを有料化

サードパーティ製Twitterアプリで認証エラーが発生中、タイムラインが更新されない不具合

2023年1月13日14時現在、一部のサードパーティ製Twitterアプリで認証エラーが発生し、タイムラインを更新できない不具合が発生しています。

利用できないサードパーティ製Twitterアプリは、featherや、tweetbotツイタマTwitPaneなど。ツイタマでは「could not authenticate you(認証できませんでした)」というエラーメッセージが表示されます。

各サービスも一斉に不具合を報告しています。featherは「しばらく様子見をお願いいたします」とツイート。

 

Tweetbotは「この問題が一時的な不具合であることを願いつつ、詳細が分かり次第、お知らせします」とツイート。

TwitPaneは「Twitter社には現在問合せ中です」と報告しました。

ほかにも、TweetlogixecofonTweenJanetterなども使えないことが報告されています。

なお、TwitPane開発者の竹内裕昭氏が、アプリが利用可能かどうかをまとめたGoogle スプレッドシートを公開しています。

Gigazine 2023年01月13日 14時51分

 

TwitterがAPIの無料提供を終了へ、アカウント連携などに影響か

Twitterが「Twitter API v2」および「Twitter API v1.1」の無料提供を終了する方針であることを明らかにしました。

Twitter Dev(@TwitterDev)のツイートによると、2023年2月9日(木)をもってAPIの無料利用がサポートされなくなり、代わりに有料での利用が可能になるとのこと。日付がアメリカの東部標準時表記なのかどうかは明記されておらず、時間も不明ですが、もし東部標準時2月9日0時が期限であれば、日本時間だと2月9日14時ということになります。

Twitterは2023年1月13日に突如としてサードパーティー製アプリの締め出しを実施し、その後、正式に開発者規約を改定して、サードパーティ製アプリを認めない方針を明らかにしています。

Gigazine 2023年02月02日 17時18分

 

Twitter、有料版APIは月額100ドル–新たな無料版も提供へ

Twitterは米国時間2月8日、APIへの無料のアクセス提供を13日まで延長すると発表した。その後は月額100ドル(約1万3000円)の「基本アクセス」プランと新たな無料プランを提供する。

TwitterはAPIの無料版を9日に終了するとしていたが、この動きはTwitterのデータを利用しているユーザーから広く批判を浴びた。例えば、研究者らはTwitterのAPIを使って新型コロナウイルスやメンタルヘルスに関する感情を調査している。開発者らはボットと呼ばれる自動化されたアカウントを作成して、歌詞や猫の写真、天気予報などを定期的にツイートしている。

新たな無料アクセスプランでは、「『Twitterでログイン』機能を含め、認証済みユーザートークン1つにつきツイート作成を月に1500件までに制限」するという。「Premium API」は13日から非推奨になるとして、「Enterprise」への移行を促している。

 この変更は、Twitterのボットに影響を与える可能性がある。57万9000人以上のフォロワーを持ち、1時間ごとにフクロネズミの写真をツイートしているTwitterアカウント「@PossumEveryHour」はこの件について、「対応によっては、このボットがしばらく機能しなくなるかもしれない」と投稿している。

CNET Japan 2023年02月10日 11時45分

 

 

ログインしないとツイートが読めない問題

Twitter、ログインしないとツイートが読めない問題 「一時的な措置」

Twitterで、「ログインしないとツイートが見えない」問題が発生している。

日本時間の2023年6月30日夜ごろから発生しているが、イーロン・マスク氏は、「一時的な緊急措置(Temporary emergency measure)」としている。

公開ツイートは通常、ログインしなくても誰でも見られる。しかし1日11時時点ではログインしていない場合、ログイン/サインアップ画面が表示されるようになっている。

「ChatGPTのWebブラウズプラグインなどによる(Webの公開データを機械的に収集する)スクレイピングから、Twitterのデータを守るための措置と考えられる」と予測した@T(w)itter Daily Newsのツイートにリプライする形で、マスク氏は「一時的な緊急措置。データが奪われすぎて、一般ユーザーのサービスが低下している」と説明している。現時点でTwitterからの公式発表はない。

Impress Watch 2023年7月1日 11:21

 

ツイッター不具合、マスク氏が「一時制限」と発表

ニューヨーク(CNN) 米東部時間の1日午前8時(日本時間同日午後9時)ごろから、世界各地でツイッターがつながりにくいなどの不具合が発生した。運営会社のイーロン・マスク会長は数時間後、一時的な閲覧制限を適用したとツイートした。

CNN記者を含むユーザーから、ツイッター上で投稿が読み込めず、制限超過のエラーメッセージが表示されるとの報告が相次いだ。全米でツイッターの制限超過や機能停止がトップの話題となった。

インターネット障害情報サイトの「ダウンディテクター」によると、報告は午前中に急増し、正午には7400件を超えた。

マスク氏はツイッター上で、極端な「スクレイピング」(データの収集、抽出)とシステム操作に対処するために一時制限をかけたと発表。1日に閲覧できるツイート数を認証アカウントは6000件、未認証アカウントは600件、未認証の新規アカウントは300件に制限すると述べた。

その後、上限を認証アカウントで8000件、未認証アカウント800件、未認証の新規アカウント400件に、まもなく引き上げると投稿した。

ツイッターでは6月30日、ログインしないと公開ツイートも閲覧できないようになっていた。意図的な方針変更なのか不具合なのかは不明とされた。

CNNはツイッターにコメントを求めたが、「うんちの絵文字」だけが返ってきた。

3月にも大規模な不具合が発生し、8000件を超えるユーザーから報告があった。

CNN 2023.07.02 Sun posted at 11:52 JST

 

Twitter、閲覧回数を制限 1日1000件

Twitterは、「1日あたり1,000件まで」など厳しい閲覧制限を導入した。

日本時間の1日夜から繋がりにくくなっていたが、2日の2時にイーロン・マスク氏が、「認証アカウント(Twitter Blue等)は1日6,000投稿、未認証アカウントは600投稿までに制限する」と発表。その後条件が緩和され、2日17時時点では認証アカウントが1万件/日、未認証アカウントが1,000件/日となっている。新規作成されたアカウントは500件/日。

Twitterの投稿を見ても、制限を超えると「API呼び出しの回数制限を超えました」と表示され、新規のツイートが見られなくなる。

マスク氏は、制限の理由について、「極端なレベルのデータスクレイピングとシステム操作に対処するため」としている。

Twitterでは30日頃からログインしないと公開ツイートが読めない制限も導入しており、「(Webの公開データを機械的に収集する)スクレイピング対策」としていた。今回も「スクレイピング対策」としているが、2日17時時点で、制限緩和の時期には言及していない。

なお、制限にかかると新規の投稿が見られないだけでなく、自分の投稿も確認できない。そのため、投稿の修正や削除などの対応も難しい。Twitterの日本のトレンドには「Twitter制限」「API制限」「Twitter復活」「Twitterサ終」などのキーワードが入っている。

Impress Watch 2023年7月2日 17:12

 

ツイッターが閲覧制限、「データ強奪」への一時的対策とマスク氏

ツイッターを所有している米富豪イーロン・マスク氏は7月1日、ツイッターユーザーが1日に閲覧できる投稿数を一時的に制限したと発表した。「データが強奪されすぎている」ことへの対策だと説明している。

マスク氏は自身のツイートで日本時間2日朝、認証されていないアカウントが閲覧できるのは1日1000件までだと述べた。新しい未認証のアカウントの場合は1日500件。一方、「認証」マークが付いているアカウントは1万件まで閲覧できるという。

マスク氏は当初、これよりも厳しい制限を課すとしていたが、数時間後には方針を変更した。

この一時的な制限は、「データ・スクレイピングとシステム改ざん」に対処するためだとマスク氏は述べた。ただし、システム改ざんが何を指すのかは説明しなかった。「スクレイピング(scraping)」あるいは「to scrape」とは、何かをこすりとることを意味し、「プログラムがデータを収集する」というIT用語にもなっている。

1日には、ツイッターの内容を見るのに利用者がログインを要求されていた。これについてマスク氏は、「データが強奪されすぎて、通常ユーザーへのサービスが低下していた」からだと説明した。

その上で、「一時的な緊急措置」を取ったと述べた。

また別の投稿では、「数百件の(またはそれ以上の)組織がツイッターのデータを攻撃的なほどスクレイピングしている」と指摘。

その後のツイートで、「AIをやってるほとんどすべての企業が、スタートアップから地球上最大規模のいくつかの会社を含めて、大量のデータをスクレイピングしていた」、「いくつものサーバーを緊急にオンラインにしなくてはならないのは、かなり頭にくる」とも書いている。

マスク氏の言う「データ・スクレイピング」が具体的に何を指すのかはっきりしないが、人工知能(AI)企業が「チャットGPT」や米グーグルの「Bard」といったチャットボットを動かす大規模な言語モデルを訓練するために行う、大量のデータ抽出を指しているようだ。

データ・スクレイピングとは簡単に言えば、インターネットから情報を引き出すことを意味する。大規模な言語モデルの学習には、現実の人間の会話が大量に必要となる。チャトボッの成功には、高品質のデータから学習することが不可欠だ。ツイッターや掲示板サイト「レディット」などにある数十億件の投稿は、AIの訓練データとして非常に重要だとされており、AI企業も使用している。

しかしツイッターやレディットは、こうしたデータを有料にしたいと考えている。

レディットのスティーヴ・ハフマン最高経営責任者(CEO)は今年4月、米紙ニューヨーク・タイムズの取材で、AI企業の行動に不満があると述べた。

「レディットが抱えるデータの総体は本当に価値のあるものだ」、「だからといって我々がその有用なものをすべてそっくり、世界有数の大企業に無料で提供する必要などない」と、ハフマン氏は話していた。

ツイッターはすでに、ユーザーの「アプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)」へのアクセスに課金を始めている。APIは第三者アプリや研究者などがツイッターを利用する際に必要なもので、AI企業も使用している。

他にも、今回の制限の理由になり得る事柄はいくつかある。

マスク氏はこれまでも、有料サービス「ツイッター・ブルー」への移行をユーザーに求めてきた。マスク氏が、ツイッターのサービスを全て使い、投稿に無制限にアクセスするには課金が必要なモデルを考えている可能性もある。

このことは、アカウントに付与される「認証」の青いチェックマークに表れている。マスク氏による買収以前、このチェックマークはアカウントが本人・本物だと示す証だった。しかし現在は、月額8ドルを支払えば誰でも認証を受けられるようになった。

インターネット上の障害を追跡しているウェブサイト「Downdetector」によると、イギリスでは1日午後4時12分(日本時間2日午前0時12分)ごろに、最大5126人がツイッターにアクセスできないと報告していた。アメリカでは同じ時間帯に、7461人が障害を報告していた。

イギリスのIT業界団体BCSのアダム・リオン・スミス氏は、ユーザーのスクロール時間を制限すると広告収入に影響するため、今回の措置は「非常に奇妙」だと指摘した。

マスク氏は昨年、ツイッターを440億ドルで買収。従来の運営を批判し、プラットフォームを同じ意見ばかりを増幅する「エコーチェンバー」にしたくないと話していた。

買収後、マスク氏は大幅な人員整理を行い、従業員は8000人弱から約1500人に減った。今年4月にBBCが行った独占インタビューでマスク氏は、人員整理は大変な作業だったと話した。

整理の対象にはエンジニアも含まれていたため、プラットフォームの安定性に対する懸念が高まった。

しかし、マスク氏はいくつかの不具合を認めながらも、障害はそれほど長くは続かず、サイトは問題なく機能しているとBBCに語った。

(英語記事 Twitter temporarily restricts tweets users can see)BBC 2023年7月2日

 

 

新TweetDeckが正式公開 Twitter Blue認証ユーザー限定の有料アプリに 旧TweetDeckはAPI削除により使用不可?

Twitterは7月4日、Twitterの公式クライアントであるTweetDeckの新バージョンをすべてのユーザーに展開したと発表した。

また、今後、TweetDeckを利用するには、サブスクリプションサービスTwitter Blueに加入し認証を受ける必要があると明らかにし、実質的に「有料アプリ」化されたこととなる。

今回リリースされた新バージョンは、2021年7月からテストされていたプレビュー版としている。

旧版では対応していた、パスワードを共有することなく複数ユーザーでアカウントを共同運用できる TweetDeck Team は、現状、使用不可で、今後追加予定。

以前は、設定から「TweetDeckプレビューの使用をやめる」を選択することで旧版に戻すことができたが、削除されている。

海外サイトなどによると、今回、急遽、TweetDeckの新バージョン展開を実施したことは「データスクレイピング対策による閲覧数制限」に関連しているとみられ、旧版TweetDeckが古いAPIを使用していたことでホームカラムは制限を受けることなく表示されていたたが、閲覧数制限にあわせてこのAPIを削除したことで、結果的に旧版のTweetDeckが使用不可となった模様という。

なお、今回問題となっている極端なレベルのデータスクレイピングは、TwitterWEBアプリのバグであり、自己DDoS攻撃状態になっているのが原因では?という指摘もある。

今後、Tweetdeckを使用する場合「30日以内に認証を受ける必要がある」としている。

 

 

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