社会

上岡龍太郎さん死去 81歳

上岡龍太郎さん

 

上岡龍太郎さん死去 肺がんと間質性肺炎のため

元タレントの上岡龍太郎さんが5月19日に亡くなっていたことが2日、分かった。81歳。

上岡さんは京都府出身。

1959年に「横山パンチ」の芸名で、横山ノック、横山フックとともに漫画トリオを結成しデビュー。

漫画トリオを解消した後は、「探偵!ナイトスクープ」「上岡鶴瓶パペポTV」などで司会者として活躍した。

第一線で活躍中の2000年に以前から予告していた通り、芸能界を引退した。

 

【訃報】上岡龍太郎さん死去 81歳 大阪府内の病院で

タレントの上岡龍太郎さんが、先月19日に大阪府内の病院で肺がんと間質性肺炎のために亡くなったと、窓口をつとめる所属事務所が伝えました。81歳でした。

本人の強い意向のため、ごく限られた身内での密葬を既に済ませており「お別れの会」などについても固辞していると伝えられています。

上岡さんの長男で映画監督の小林聖太郎さんは訃報に際して「積極約治療の術がなく本人も延命を求めていない、と知らされた時に少しは覚悟しておりましたが、あれよあれよという急展開で母も私もまだ気持が追いついていない状態です」と、心中を明かす言葉を寄せています。

小林聖太郎さんのコメント

お世話になった方々にも突然のお知らせとなってしまったことを深くお詫びいたします。

昨年秋頃、積極約治療の術がなく本人も延命を求めていない、と知らされた時に少しは覚悟しておりましたが、あれよあれよという急展開で母も私もまだ気持が追いついていない状態です。

とにかく矛盾の塊のような人でした。父と子なんてそんなものかもしれませんが、本心を窺い知ることは死ぬまでついに叶わなかったような気もします。

弱みを見せず格好つけて口先三寸・・・。運と縁に恵まれて勝ち逃げできた幸せな人生だったと思います。

緑を授けてくださった皆様方に深く感謝いたします。

 

 

上岡龍太郎さん死去 桂ざこばさん「長いことお目にかからず…とてもショック」

「探偵!ナイトスクープ」などのテレビ番組で親しまれた京都市出身のタレント、上岡龍太郎さんが5月19日、肺がんと間質性肺炎のため81歳で死去したことが2日わかった。既に密葬を済ませた。

桂ざこばさんのコメント

長いことお目にかかっていませんが、お元気にされてると思ってましたのでとてもショックです。お芝居でご一緒した時に、「普通は役を演じるねんけど、ざこばさんの場合は役を自分のところに引っ張って来て、登場人物そのもののように思えるわ」とおっしゃって下さいました。上岡のお兄さんは大好きな方でしたが、皆でワーワー言ってても、どこかで、これ以上入ってはいけないように、なぜか僕が勝手に感じていました。もちろん、ご本人はいつもカッコ良く自然体で、そんなことは考えてなかったでしょうね。また寂しくなります。

京都新聞

 

明石家さんま、島田紳助さんに直電で上岡龍太郎さん死去を伝える「冗談もあまり言えなかった」

タレントの明石家さんま(67)が3日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」で、5月19日に肺がんと間質性肺炎のため81歳死去した元タレントの上岡龍太郎さんをしのんだ。

さんまは訃報公表の前日1日に、落語家の笑福亭鶴瓶(71)からの連絡で上岡さんの死を知ったという。「『(上岡さんの)息子さんが紳助に連絡したいっていうねんけど俺も(連絡先を)知らんし、さんまから伝えてほしいねんけど』っていうので」と、鶴瓶から、元タレント・島田紳助さんへの連絡を頼まれたと明かした。

紳助さんへ連絡すると、紳助さんは「九州をキャンピングカーで一周して今帰ってきたところ」だった。上岡さんが亡くなったことを伝えると、紳助さんは「ありがとう。鶴瓶さんからさんまに来て、俺のところに連絡があるのがものすごいうれしい連絡網や」と感動していたといい、さんまは「あいつは感傷的になるから、喜んでて、冗談もあまり言えなかったんですけど。まあ言うてる場合じゃない」と紳助さんの反応を語った。

「今4人しか知らんから、息子さんが明日(2日)ニュースに出るようにしたので黙っておいてくれという話やった」と振り返り、「(亡くなったのは)もう何十日も前なんで。いい思い出やな。ずっと思い出す人。81歳で。ご冥福をお祈りしております」と追悼した。

神戸新聞

 

青芝フック 3月に手紙をもらっていた 上岡さん、横山ノックさんと「漫画トリオ」で活動

上岡さん、横山ノックさんと「漫画トリオ」として活動した横山フックこと青芝フック(85)が2日、3月に上岡さんから手紙をもらったことを明かした。体調が良くない旨が書かれていたものの「ここまで悪いと思っておりませんでした」と動揺を隠しきれず。07年にノックさんも死去しており、「年の順で行くとノックさんの次は、私なのに、少し早すぎます」と別れを惜しみつつ「今頃、天国でノックさんと楽しく語り合っていると思います」と願った。

神戸新聞

 

  • 著者/Author

-社会