福岡国際マラソン2022
兼 ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ
兼 ブダペスト 2023 世界陸上競技選手権大会日本代表選手選考競技会
兼 杭州 2022 アジア競技大会日本代表選手選考競技会
兼 マラソングランドチャンピオンシップチャレンジ
開催日時
2022年12月4日(日)
12時10分スタート
テレビ放送
2022年12月4日(日)正午~14時40分
テレビ朝日系列24局ネット
コース|日本陸連公認
平和台陸上競技場
↓
福岡市西南部周回
↓
香椎折り返し
42.195km
※他に、15km、20km、ハーフ、30kmの記録公認
招待選手|エントリーリスト
イエマネ・ツェガエ |
アベル・キルイ |
ケネス・ケター |
サイラス・トー |
マル・テフェリ |
マイケル・ギザエ |
ジェームス・ルンガル |
バイエリン・イエグゾー |
河合 代二 |
宮脇 千博 |
久保 和馬 |
大石 港与 |
村山 謙太 |
赤﨑 暁 |
細谷 翔馬 |
ブレット・ロビンソン |
市田 孝 |
ヴィンセント・ライモイ |
福岡国際マラソン2022大会要項
交通規制
福岡国際マラソン
福岡国際マラソン選手権大会(ふくおかこくさいマラソンせんしゅけんたいかい)は、1947年から開催されていたワールドアスレティックス(世界陸連)公認の男子フルマラソン大会。
世界陸連からは、「ゴールドラベル大会」(2021年は「エリートラベル」)にも認定された。
大会の正式名称と開催地が数回変更されているが、第13回(1959年)以降は福岡県福岡市内で開催。
第9回(1955年)から第19回(1965年)までの大会は『朝日国際マラソン』、第20回(1966年)から第27回(1973年)までの大会は『国際マラソン選手権大会』、第28回(1974年)以降の大会は『福岡国際マラソン選手権』として開催されていた。また、第21回(1967年)以降の大会では、開催日は12月の第1日曜日に固定されていた。
1960・1970年代のレースでは、男子フルマラソンの世界最高記録が2回誕生している。当時は、世界屈指の高速コースに世界トップクラスのランナーが集うハイレベルのエリートマラソン大会として、「非公式の世界選手権大会」とも呼ばれていた。2020年10月には世界陸連から「陸上世界遺産(Heritage Plaque)」に認定されている。
2021年12月5日に開催の第75回大会で終了。
終了の時点では、平和台陸上競技場(福岡市中央区)にスタート・ゴール地点、福岡市東区香椎に折り返し地点、福岡市西南部を周回するルートで42.195 kmのコースを設定していた。
これに対して、終了時点での主催団体だった日本陸上競技連盟・福岡県・一般財団法人福岡陸上競技協会は、上記のコースを活用しながら運営体制を一新した後継大会を2022年から12月の第1日曜日に開催することを発表している。
開催地の福岡市内にある博多駅前の博多口広場には、歴代優勝者の足型とサイン入りのプレートが埋め込まれている。
2020年(第74回)
「マラソン競技における事実上の世界選手権」と呼ばれた歴史や、円滑な大会運営が国際的に高く評価されていることを背景に、世界陸連から「世界陸上遺産(Heritage Plaque)」に認定された(日本国内の陸上競技大会からは箱根駅伝に次いで2例目)。
その一方で、日本国内で新型コロナウイルスへの感染者が急増している状況にありながら、下記の条件で第74回大会の開催に踏み切った。
開催に際しては、出場選手を前年(2019年の第73回大会)の約460人から約80人に制限。
日本以外の国・地域からの選手・ペースメーカーの招聘や、スタート・ゴール地点である平和台陸上競技場への一般客の入場を見送ったほか、大会に参加しない市民にもコース沿道でのレース観戦の自粛を要請した。
2021年(第75回)
大会を主催する日本陸連・朝日新聞社・九州朝日放送・テレビ朝日が、第75回大会を機に本大会を終了することを3月26日に発表した
世界のマラソン大会の主流が「エリートマラソン」から「大都市型マラソン」へ移っていることや、「日本の男子フルマラソン界における強化・代表選考の場」として一定の役割を果たし終えたことなどを踏まえて、有力選手の招聘や財政などの面から今後の大会のあり方を協議したところ、「大会の運営を2022年以降も続けることは困難」との判断に至ったという。
新型コロナウイルス感染症の流行が完全に収束していない状況で、2024年パリオリンピックの男子マラソン日本代表候補を選ぶマラソングランドチャンピオンシップ対象レース(MGCチャレンジ)の先陣を切って開催することから、前年(第74回)に講じられた措置や要請を事実上継続。
出場選手は(国内招待選手の10人を含む)133人で、日本以外の国から選手やペースメーカーを招かないまま、大会の歴史に幕を閉じた。
2022年
前年(2021年)までの大会から「エリートマラソン」としての系譜やコースを踏襲しつつ、運営体制を一新した後継大会(名称は「福岡国際マラソン2022」)を12月4日(日曜日)に開催することを、日本陸連・福岡県・福岡陸上競技協会が連名で3月14日に発表。
開催に際しては、日本国内における新型コロナウイルス感染症の流行状況が過去2年ほど深刻ではないことを背景に、日本以外の国・地域からの選手の招聘を(前身大会から)2大会振りに再開した。