マルコス・フィリピン共和国大統領の訪日
フェルディナンド・マルコス・フィリピン共和国大統領（H.E. Ferdinand R. Marcos, Jr., President of the Republic of the Philippines）及び同令夫人が、我が国を公式訪問します。
我が国とフィリピン共和国は、歴史的なつながりで結ばれた隣接する海洋国家で、基本的価値を共有する戦略的なパートナーです。今回のマルコス大統領及び同令夫人の訪日を通じて、両国の協力関係が一段と深められることが期待されます。
マルコス大統領は、2022年6月30日に第17代フィリピン共和国大統領に就任。今回の訪日は、大統領として初めての訪日。（外務省）
訪日期間
2023年2月8日から12日まで
訪日期間中の主な動向
※詳細な動向は発表されていません。判明分のみ随時掲載します。
■8日12時30分（日本時間13時30分）頃
比政府専用機で出国（ANN）
搭乗機とみられる機体 pal001
■8日17時35分JST頃
マルコス大統領搭乗機とみられる機体、羽田空港に着陸
■9日（予定）
皇居・御所 天皇皇后両陛下、マルコス大統領及び同令夫人と御会見
■9日午後
岸田文雄内閣総理大臣、マルコス大統領と会談
■10日14時30分～17時20分
「PHILIPPINE Business Opportunities Forum」（東京都千代田区内ホテル）
フィリピン共和国大統領 フェルディナンド R. マルコス JR基調講演
・同、ワーキングディナーを実施（予定）
フィリピン大統領府
関連報道・動画
両陛下、フィリピン大統領夫妻と会見
天皇、皇后両陛下は９日、来日中のフィリピンのマルコス大統領夫妻と皇居・御所で約２５分間会見された。両陛下と夫妻が会うのは初めて。
宮内庁によると、天皇陛下は「先の大戦で、フィリピンにおいても多くの人たちが犠牲となったことは残念でした。しかし戦後、両国は不幸を乗り越え交流を深めてきました」とあいさつ。大統領は「先の大戦の記憶は暗いものでしたが、日本との関係は非常に強固となりました。両国関係がさらに深くなることに楽観的です」と応じた。
会見はほぼ通訳を交えず英語で行われた。両陛下と大統領はいずれも英オックスフォード大に留学しており、共通の知人についても話が弾んだという。
フィリピンのマルコス大統領夫妻と会見に臨まれる天皇、皇后両陛下｜9日午後 皇居・御所（宮内庁）
時事202302091909
陛下「大戦の犠牲、残念」比大統領夫妻と会見
天皇、皇后両陛下は9日、皇居・御所で、フィリピンのマルコス大統領夫妻と会見された。宮内庁によると、天皇陛下は「先の大戦でフィリピンにおいても戦闘が行われ、多くの人たちが犠牲となったことは残念でした」と述べ「両国はそのような不幸を乗り越えて国民間の交流を深めてきました」と語った。
マルコス氏は「先の大戦の記憶は暗いものでしたが、戦後、日本との関係は非常に強固となりました」と応じた。
フィリピンは太平洋戦争の激戦地となり、日米の戦闘の巻き添えになった住民ら約110万人が亡くなったとされる。
共同202302091927
フィリピンのマルコス大統領 日本へ
【AI翻訳 会見動画】フィリピン マルコス大統領 訪日前会見｜NHK
日本時間2月8日13時15分（現地12時15分）頃
【AI翻訳 会見動画】フィリピン マルコス大統領 訪日前会見
フィリピン大統領 8日に訪日 首脳会談開催へ安全保障など協議へ
マルコス・フィリピン共和国大統領来日に伴う交通規制
外務省は、国賓訪日としての発表を行っていないため、大規模な交通規制は行われないものとみられます。
各国首脳級の公式訪問で、移動経路を随時規制する警備体制と考えられます。
また、一部会合等の日程は発表されていますが、フィリピン大統領府、在日本フィリピン大使館も含め、動向の発表はありません。
