「第38回日本ゴールドディスク大賞」が3月13日、日本レコード協会から発表された。
アーティスト・オブ・ザ・イヤーの邦楽部門に、「Snow Man」が3年連続(3回目)で輝き、今回最多となる7冠を達成した。
日本ゴールドディスク大賞は、一般社団法人 日本レコード協会が1987年に制定し、以降毎年、当該年度のレコード産業の発展に大きく貢献したアーティストおよび作品を顕彰する。選考は「CD、音楽ビデオ等の正味売上実績(総出荷数から返品数を差し引いたもの)と音楽配信の売上実績、ストリーミング再生実績」を基準に行う。『第38回 日本ゴールドディスク大賞』は2023年1月1日~12月31日の売上実績に基づき各賞を決定した。
第38回ゴールドディスク大賞 主要受賞者・受賞作品
アーティスト・オブ・ザ・イヤー
昨年1年間でCD、音楽ビデオ、有料音楽配信などの正味売上金額が最も多かったアーティスト
邦楽 Snow Man(3年連続3回目)
洋楽 ザ・ビートルズ(3年連続9回目)
ベスト・エイジアン・アーティスト
アジア SEVENTEEN(初)
ベスト・演歌/歌謡曲・アーティスト
氷川きよし
ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー
邦楽 Travis Japan
洋楽 ミイナ・オカベ
アジア LE SSERAFIM
アルバム・オブ・ザ・イヤー
邦楽 『Mr.5』(King & Prince)
洋楽 『ハックニー・ダイアモンズ』(ザ・ローリング・ストーンズ)
アジア SEVENTEEN 10th Mini Album『FML』(SEVENTEEN)
シングル・オブ・ザ・イヤー
「Life goes on/We are young」(King & Prince)
ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー
邦楽 『Snow Man 1st DOME tour 2023 I DO ME』(Snow Man)
洋楽 『GRRRライヴ!』(ザ・ローリング・ストーンズ)
アジア 『SEVENTEEN WORLD TOUR[BE THE SUN]JAPAN』(SEVENTEEN)
ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード
邦楽 「アイドル」(YOASOBI)
洋楽 「ナウ・アンド・ゼン」(ザ・ビートルズ)
アジア 「Seven(feat.Latto)」(JUNG KOOK)
ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ストリーミング
邦楽 「アイドル」(YOASOBI)
洋楽 「Flowers」(Miley Cyrus)
アジア 「OMG」(NewJeans)
特別賞
新しい学校のリーダーズ
King Gnu
Vaundy
Snow Man 3年連続でアーティスト・オブ・ザ・イヤー&7冠達成
Snow Manの対象期間内(2023年1月1日~12月31日)における正味売上実績(総出荷数から返品数を差し引いた売上枚数)は、アルバム141万4093枚、シングル235万1775枚、音楽ビデオ181万7687枚。
3枚目アルバム『I DO ME』が「ベスト5アルバム」(邦楽)を、8枚目シングル「タペストリー/W」、9枚目シングル「Dangerholic」が「ベスト5シングル」を、ライブ映像作品『Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME』が「ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)と「ベスト3ミュージック・ビデオ」を、『Snow Man LIVE TOUR 2022 Labo.』が「ベスト3ミュージック・ビデオ」をそれぞれ受賞した。(日本レコード協会)
ザ・ビートルズ 最多9回目の受賞
「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の洋楽部門では、イギリスの伝説的ロックバンド「ザ・ビートルズ」が、過去最多の9回目となる受賞。
「ザ・ビートルズ」は2023年、メンバーだったジョン・レノンさんが生前に残した音源にAIを活用して完成させた新曲「ナウ・アンド・ゼン」とベストアルバムの新版を発売、アルバムの売り上げ枚数が14万4979枚、音楽配信のダウンロードが5万7578回など。
第38回日本ゴールドディスク大賞各賞一覧 2024
歴代アーティスト・オブ・ザ・イヤー受賞者一覧
回 | 開催年 | 対象年 | 邦楽 | 洋楽 |
---|---|---|---|---|
1 | 1987年 | 1986年 | 中森明菜 | マドンナ |
2 | 1988年 | 1987年 | レベッカ | ザ・ビートルズ |
3 | 1989年 | 1988年 | BOØWY | ボン・ジョヴィ |
4 | 1990年 | 1989年 | サザンオールスターズ | マドンナ |
5 | 1991年 | 1990年 | 松任谷由実 | |
6 | 1992年 | 1991年 | CHAGE&ASKA | ガンズ・アンド・ローゼズ |
7 | 1993年 | 1992年 | マドンナ | |
8 | 1994年 | 1993年 | WANDS | ザ・ビートルズ |
9 | 1995年 | 1994年 | trf | マライア・キャリー |
10 | 1996年 | 1995年 | ||
11 | 1997年 | 1996年 | 安室奈美恵 | ミー・アンド・マイ |
12 | 1998年 | 1997年 | GLAY | セリーヌ・ディオン |
13 | 1999年 | 1998年 | B’z | |
14 | 2000年 | 1999年 | 宇多田ヒカル | |
15 | 2001年 | 2000年 | 浜崎あゆみ | ザ・ビートルズ |
16 | 2002年 | 2001年 | BACKSTREET BOYS | |
17 | 2003年 | 2002年 | 宇多田ヒカル | アヴリル・ラヴィーン |
18 | 2004年 | 2003年 | 浜崎あゆみ | 女子十二楽坊 |
19 | 2005年 | 2004年 | ORANGE RANGE | QUEEN |
20 | 2006年 | 2005年 | 倖田來未 | O-ZONE |
21 | 2007年 | 2006年 | ダニエル・パウター | |
22 | 2008年 | 2007年 | EXILE | アヴリル・ラヴィーン |
23 | 2009年 | 2008年 | マドンナ | |
24 | 2010年 | 2009年 | 嵐 | ザ・ビートルズ |
25 | 2011年 | 2010年 | レディー・ガガ | |
26 | 2012年 | 2011年 | AKB48 | |
27 | 2013年 | 2012年 | シェネル | |
28 | 2014年 | 2013年 | ONE DIRECTION | |
29 | 2015年 | 2014年 | 嵐 | ワン・ダイレクション |
30 | 2016年 | 2015年 | ザ・ビートルズ | |
31 | 2017年 | 2016年 | アリアナ・グランデ | |
32 | 2018年 | 2017年 | 安室奈美恵 | ザ・ビートルズ |
33 | 2019年 | 2018年 | クイーン | |
34 | 2020年 | 2019年 | 嵐 | |
35 | 2021年 | 2020年 | ||
36 | 2022年 | 2021年 | Snow Man | ザ・ビートルズ |
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