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北海道大雪山系黒岳ロープウェイが初雪を報告 昨年より2日早く｜2023年10月3日

北海道大雪山系黒岳ロープウェイが初雪を報告

大雪山層雲峡黒岳ロープウェイ＆リフト りんゆう観光

 

大雪山系黒岳ロープウェイで2023年初めての雪の報告

10月2日朝、りんゆう観光の運営する大雪山層雲峡黒岳ロープウェイ＆リフトから、北海道大雪山系黒岳での『初雪』の確認が報告されました。

2022年の報告は10月5日で、昨年より2日早い報告です。

黒岳は、気象庁の「冠雪の初日を観測する」対象山ではありませんが、例年北海道では冬の訪れを感じるひとつの指標となっており、北海道内のニュースはもちろん、全国ニュースでも取り上げられる季節の風物詩です。

 

北海道　大雪山系・黒岳で初雪　山にうっすらと　去年より2日早く

 

北海道の「初冠雪」の観測対象山は、以下のとおりです。

冠雪の初日を観測する官署と、観測対象の山岳名

稚内 旭川 網走 札幌 釧路 室蘭 函館
利尻山 旭岳  斜里岳 手稲山 雌阿寒岳 鷲別岳 横津岳

▶ 初冠雪・初雪 北海道 2023寒候年｜2022年8月〜2023年7月

また、全国の「初冠雪」の観測対象山は下記をご参照ください。

▶ 初冠雪 全国の観測対象山一覧（2022年更新版）

 

札幌管区気象台によると、北海道付近では10月に入り上空の寒気の影響で天候が不安定となっており、2日からは断続的に雨が降り、特に日本海側では活発な雷雲も確認されています。北見市では1日夕方に落雷による事故が発生しています。

北見市の常盤公園で落雷があり、５人がけがで病院に搬送される　北見北斗高校の行事の関係者

 

道内は2日夜から、上空3千メートル付近に氷点下3℃～6℃の寒気が流れ込み、黒岳（標高1984m）に雪を降らせた模様です。

10月3日正午時点で旭川地方気象台からの初冠雪に関する発表はありません（旭岳山頂付近には雲があり、地上からの冠雪観測ができないようです）。

気象庁の予報では、今週（10月第1週後半）には、いまの寒気よりも強い寒気が南下する見通しで、北海道内だけではなく、北アルプスや富士山など3000m級の山では雨が降ると雪となる可能性が予想されています。

 

 

 

 

北海道最高峰 大雪山系旭岳で初雪 姿見の池付近で約5cm

「寒いですけどきれいですね」感動白く覆われる大雪山系旭岳で“初雪” 5合目の姿見の池付近で5センチほど積もる (23/10/03 11:55)

 

 

昨年2022年は10月5日

 

 

 

参考：大雪山系黒岳 8月17日に降雪 記録では昭和49年以降最も早い初雪

大雪山系黒岳 8月17日に降雪 記録では昭和49年以降最も早い初雪

 

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