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雪に関する気象用語 天気予報に使う言葉 みぞれ あられ しぐれ 着雪の意味

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記号の意味

分類無印予報用語:気象庁が発表する各種の予報、注意報、警報、気象情報などに用いる用語
解説用語:気象庁が発表する報道発表資料、予報解説資料などに用いる用語
×使用を控える用語
区分用例用語の使い方の例。
備考使用する際の注意事項。用語の運用の取り決め。音声伝達の用語。その他のただし書き。
使用を控える用語(使用しない用語)に対して言い換える用語があることを示す。

 

 

雪に関する用語

雪に関する用語
分類用語区分説明
 用例雪が降る。雪が積もる。雪が解ける。(雨が)雪に変わる。雪の日。雪の天気。
 みぞれ 雨まじりに降る雪。または、解けかかって降る雪。
備考「みぞれ」を予報することは難しいので、予報文では「雨または雪」、「雪または雨」と表現することが多い。
×みぞれ混じりの雪(雨)みぞれ。
 あられ 雲から落下する白色不透明・半透明または透明な氷の粒で、直径が5mm未満のもの。
備考a) 直径5mm以上は「ひょう」とする。 
b)「雪あられ」と「氷あられ」とがある。予報文では、「雪あられ」は雪、「氷あられ」は雨に含める。
凍雨 雨滴が凍って落下する透明の氷の粒。
備考透明な氷粒であるが、予報文では「雪」として扱う。
細氷 
(ダイヤモンドダスト)
 大気中の水蒸気が昇華し、ゆっくりと降下する微細な氷の結晶。
氷霧 微細な氷の結晶が大気中に浮遊して視程が1km未満となっている状態。予報では「霧」とする。
備考「こおりぎり」と読む。
 ふぶき 「やや強い風」程度以上の風が雪を伴って吹く状態。降雪がある場合と、降雪はないが積もった雪が風に舞上げられる場合(地ふぶき)とがある。
用例ふぶく、ふぶきになる、ふぶきがおさまる。
備考(吹雪)とも書く。
 地ふぶき 積もった雪が風のために空中に吹き上げられる現象。
用例地ふぶきのため見通しが悪い。
備考(地吹雪)とも書く。 
(非常に)風が強く、地ふぶきによる視程障害や吹きだまりによる交通障害の発生する可能性がある場合には、暴風雪警報、風雪注意報を発表する。
 猛ふぶき 強い風以上の風を伴うふぶき。
備考(猛吹雪)とも書く。
 風雪 雪を伴った風。
 しぐれ 大陸からの寒気が日本海や東シナ海の海面で暖められて発生した対流雲が次々に通るために晴れや曇りが繰り返し、断続的に雨や雪の降る状態。「通り雨」として用いられる場合もある。
用例北陸地方ではしぐれる。
備考主に晩秋から初冬にかけて、北陸から山陰地方や九州の西岸などで使われる。関東地方では後者の意味で用いられる。
山雪 山地に比較的多く降る雪。
里雪 山地に加えて平野部でも多く降る雪。
備考「山雪」、「里雪」は北陸を中心に使われており、季節風による雪の降り方を表す。
 着氷(船体着氷) 水滴が地物に付いて凍結する現象。海上で低温と風により波しぶき、雨や霧が船体に付着し、凍結する現象を特に「船体着氷」という。
備考航空機にも発現する場合がある。
 着雪 湿った雪が電線や樹木などに付着する現象。
 落雪 屋根等に積もった雪が落下すること。
備考大雪や、気温が上昇し雪解けが進むようなとき、天気概況や気象情報の本文で、「屋根からの落雪にも注意してください」等の表現で使用する。
 融雪 積雪が大雨や気温の上昇により解ける現象。
備考風が強いと解けやすくなる。
湿り雪 含水率の大きい雪。大きな雪片となりやすく、着雪の被害を起こしやすい。
備考予報用語としては、「湿った(重い)雪」などの平易な用語を用いる。ただし、北日本など「湿り雪」という用語が一般に浸透している所では用いることもある。
 なだれ 山などの斜面に積もった雪が、重力により崩れ落ちる現象。表層なだれと全層なだれとがある。

 

 

 

雪の強さに関する用語

雪の強さに関する用語
分類用語区分説明
 暴風雪 暴風に雪を伴うもの。
用例暴風雪となる。
備考「暴風雪がおさまる」は、解釈上曖眛さを生じるので解説する場合は雪と風を分けて述べることが望ましい。例えば、「非常に強い風はおさまるが、雪は降り続く」。
 豪雪 著しい災害が発生した顕著な大雪現象。
用例昭和38年1月豪雪、平成18年豪雪。
備考豪雨に準じた用い方をする。
 大雪 大雪注意報基準以上の雪。季節予報および天候情報においては、数日以上にわたる降雪により、社会的に大きな影響をもたらすおそれのある雪。
 強い雪 降雪量がおよそ3cm/h以上の雪。
 弱い雪 降雪量がおよそ1cm/hに達しない雪。
 小雪 数時間降り続いても、降水量として1mmに達しない雪。
備考北日本や日本海側の地方で「小雪」の表現が適切でないときは、「雪」の表現を用いることもある。
小雪がちらつく 微量の雪が降ること。

 

 

 

雪の量的表現に関する用語

雪の量的表現に関する用語
分類用語区分説明
 雪日数備考a) 音声伝達では「雪の降った日数」を用いる。 
b) 降雪量の基準値を明確にして「××cm以上の雪の降った日数」のように用いる。
 降雪用例降雪がある。降雪の深さ。
備考やや専門的な用語なので「雪が降る」などの説明を付ける。
 降雪の深さ 一定の期間内に積もった雪の深さ(cm単位)。
備考期間を明記する。府県気象情報等ではアメダスの積雪深計についても積雪差の正の値の合計を「降雪の深さ」として用いる。
 降雪量 降雪の深さ(cm単位)。
 積雪の深さ 積もった雪の深さ(cm単位)。
 積雪 地表面などに堆積している雪やあられ。
備考「積雪0cm」とは、露場(観測を行う場所)の地面の半ば以上を雪が覆う現象。「積雪なし」とは、露場の地面に雪が全くないか、または半ば以上を覆っていない状態。
×新積雪降雪の深さ。
 最深積雪用例この冬(××年)の最深積雪は××センチ。
×積雪量備考音声伝達でわかりにくいので使用しない。
「積雪の深さ(cm単位)」を用いる。

 

 

 

にわか雪に関する用語

にわか雪に関する用語
分類用語区分説明
 にわか雪 降水がしゅう雪性であって、地域的に散発する一過性の雪。
備考「にわか雪」のなかには「一時的に降る雪」という意味が含まれている。
×時々にわか雪時々雪、または時々小雪。
しゅう雪 対流性の雲から降る雪。
備考a) 音声伝達では「にわか雪」、「雪」を用いる。 
b) 広域の長時間にわたる「しゅう雪」は「雪」とする。

(気象庁提供)

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