気象・災害

北海道十勝岳で火山性微動が増加 気象庁が臨時解説情報

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火山名 十勝岳 火山の状況に関する解説情報(臨時)2号

令和2年2月27日20時00分 札幌管区気象台

 

**(見出し)**
<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 十勝岳で火山性地震が増加しています。

**(本 文)**
1.火山活動の状況
 本日(27日)16時頃から、十勝岳で62ー2火口付近を震源とする火山性地震が増加しており、20時まで100回(速報値)となっています。日回数が100回を越えたのは、2015年5月13日以来です。
 62ー2火口近傍に北海道大学が設置した前十勝西の傾斜計では、16時頃からわずかな傾斜変動が観測されました。
 噴煙の状況に特段変化はありません。

 十勝岳では、噴煙の高い状態、地熱域の拡大や温度上昇が続く中、1月20日以降火山性地震のやや多い状態が続いていることから、火山活動の活発化が考えられますので、今後の火山活動の推移に注意が必要です。

2.防災上の警戒事項等
 活火山であることから、火口内に影響する程度の突発的な噴出現象が発生する可能性がありますので、地元自治体などの指示に従って火口付近など危険な地域には立ち入らないでください。

 火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

 <噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>

 

 

報道

十勝岳で火山性地震増加 気象台が臨時の解説情報 注意呼びかけ

大雪山系の十勝岳で火山性地震が増加しています。気象台は「活火山であることに留意」を示す、噴火警戒レベル1を継続したうえで臨時の解説情報を出して、今後の情報に注意するよう呼びかけています。

札幌管区気象台によりますと十勝岳では「62-2火口」付近を震源とする火山性地震が増加し、27日午後4時ごろから午後8時までに100回観測しました。

十勝岳で火山性地震が1日で100回以上観測されたのは5年前の平成27年5月13日以来です。

さらに午後4時ごろには火口付近に設置された地盤の変動を捉える傾斜計のデータに変化が確認されたということです。

噴煙の状況については特段の変化はないということです。

十勝岳ではおととし5月以降、火山性微動や火山性地震が時々観測されています。

気象台は体で感じる規模の地震や地下の火山ガスや熱水などの動きを示すと考えられる火山性微動はこの間、観測されていないことから十勝岳の噴火警戒レベルについて「活火山であることに留意」を示す、レベル1を継続しています。

そのうえ「火山の状況に関する臨時の解説情報」を出し、今後の情報に注意するとともに突発的に火山灰や熱水などが噴出するおそれもあるとして、火口付近に立ち寄らないよう呼びかけています。

 

美瑛町 白金温泉の宿泊施設に注意呼びかけ

十勝岳のふもとの美瑛町では町のホームページを通して住民に情報を提供するほか、火口からおよそ6キロに位置する白金温泉の宿泊施設に対し、注意を呼びかけることにしています。

 

上富良野町 十勝岳温泉と吹上温泉の宿泊施設に注意呼びかけ

十勝岳のふもとの上富良野町は町のホームページを通して住民に情報の提供を始めたほか、火口からおよそ3キロに位置する十勝岳温泉と吹上温泉の宿泊施設に対し、注意を呼びかけています。

(NHK 2020年2月27日 21時26分)

 

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