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流氷初日|北海道網走地方気象台が沖合約20kmに目視確認 2019年の初観測

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1月13日 流氷初日を発表

北海道の網走地方気象台は、オホーツク海を南下している流氷が、今シーズン初めて北海道網走市から確認されたとして、「流氷初日」を発表した。

平年より8日早く、去年より15日早い観測。

網走地方気象台によると、1月13日午後2時、同気象台の北東方向、沖合20km付近に帯状に広がっている流氷を職員が見て確認し、気象台は今シーズンの流氷初日を発表した。

この日の網走市は、日中の最高気温が平年より約2度低い氷点下4.4度、沖合では今月10日以降、北よりの風が吹いた。

14日も北寄りの風が続くため、流氷はさらに南下するものの、15日からは低気圧の影響で南風が強まって海岸から遠ざかる見込み。

昨冬は流氷初日から5日後の2月2日が流氷接岸初日になった。

今冬の接岸初日は、平年と同じ来月初旬になる見込みという。

 

 

流氷初日とは

観測を担当する気象官署(流氷の場合は、北海道網走地方気象台)建物から、その年に流氷がはじめて肉眼で確認できた日のこと。

気象庁の用語解説では、視界外の海域から漂流してきた流氷が、視界内の海面で初めて見られた日。

 

流氷接岸初日

流氷の接岸初日は、オホーツク海の流氷が陸地に接岸し、船舶が航行できないと判断された日。

気象庁の用語解説では、流氷が接岸、または定着氷と接着して沿岸水路が無くなり船舶が航行できなくなった最初の日。

 

海明け

春になり、流氷が沿岸から離れ、氷量が視界内の半分以下になれば海明けという。

気象庁では、全氷量が5以下になり、かつ沿岸水路ができて船舶の航行が可能になった最初の日。

→ 「全氷量」観測地点における視界内の全海域(港内を含める)に対して、海氷の占める割合。10分位で表す。

 

流氷終日

視界内の海面で流氷が見られた最後の日。

流氷と海氷の違い 北海道のオホーツク海岸は世界で最も低緯度の流氷観測地点 - unavailable days
流氷と海氷の違い 北海道のオホーツク海岸は世界で最も低緯度の流氷観測地点 - unavailable days

  気象用語としての海氷と流氷 一般に「海氷」と「流氷」は、厳密に区別されていない。 また、日本では海にある氷について「流氷」と表現することが慣例的にみられる。 気象用語としては、下表また後

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流氷に関する平年値

統計期間:1981年~2010年

地点 流氷 流氷接岸初日 海明け 備考
初日 終日 期間
稚内 2.13 (16) 3.12 (16) 28 (16) XXX (5)  
北見枝幸 1.25 (24) 3.31 (24) 66 (24) 2.3 (23) 3.12 (23) 2004年に観測終了
雄武 1.25 (24) 4.1 (24) 67 (24) 2.3 (22) 3.15 (22) 2004年に観測終了
紋別 1.23 (27) 4.3 (27) 71 (27) 2.6 (27) 3.14 (27) 2007年に観測終了
網走 1.21 (30) 4.11 (30) 81 (30) 2.2 (29) 3.20 (29)  
根室 2.11 (25) 3.29 (25) 47 (25) 2.18 (22) 2010年に観測終了
釧路 2.28 (10) 3.17 (10) 18 (10) XXX (3)  
  • 統計期間における年は海氷年度を表し、例として1981年は1980年12月から1981年5月までを表しています。
  • 現象を観測した年の値のみを用いて計算しています。
  • 流氷期間の平年値は、初日と終日の平年値から計算しています。
  • XXX:現象を観測した年数が8年未満
  • * :観測項目でない
  • ( ):現象を観測した年数

 

流氷の観測極値

統計期間:統計開始~2018年5月

地点 流氷初日 流氷終日 流氷期間 流氷接岸初日 海明け 備考
最早 最晩 最早 最晩 最長 最短 最早 最晩 最早 最晩
稚内 1.8 (2001) 4.5 (2006) 1.24 (1959) 4.9 (1965) 73 (1970) 0 (2015) 1.9 (2001) 3.21 (1965)  
北見枝幸 1.1 (1953) 3.21 (1989) 2.27 (1992) 5.4 (1993) 107 (1953) 10 (1989) 1.8 (2001) 3.21 (1989) 2.2 (1959) 4.8 (1965) 2004年に 観測終了
雄武 12.31 (1946) 3.19 (1989) 3.7 (1951) 5.6 (1993) 109 (1966) 13 (1989) 1.10 (1977) 3.21 (1989) 2.3 (1959) 4.8 (1986) 2004年に 観測終了
紋別 1.3 (1967) 2.14 (1989) 2.19 (1976) 5.8 (1993) 113 (1966) 24 (1976) 1.9 (1966) 3.26 (1989) 2.9 (1992) 4.11 (1986) 2007年に 観測終了
網走 12.27 (2002) 2.10 (1993) 3.8 (2015) 5.12 (1965) 126 (1953) 43 (2009) 1.8 (2001) 2.22 (2016) 2.10 (1990) 5.5 (1993)  
根室 1.10 (1951) 3.20 (1949) 2.13 (1989) 5.2 (1979) 86 (1963) 0 (2010) 1.24 (2001) 4.2 (1979) 2010年に 観測終了
釧路 2.1 (1960) 3.22 (2017) 2.15 (1967) 4.23 (1984) 63 (1984) 0 (2018) 2.20 (1974) 3.31 (1961)  
統計開始 紋別1956年 他1946年 1959年 1956年  
  • *:観測項目でない
  • ():現象が観測された海氷年度(例:(2006)は2005年12月から2006年5月までを表す)
  • 同じ値の極値が複数ある場合は最も新しい年を記載しています。

(気象庁)

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