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風の谷のナウシカのメーヴェをコンセプトに製作された無尾翼ジェット機M-02J 風の美術館・かぜのび

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メーヴェ

メーヴェは、宮崎駿氏(映画監督・アニメーター・漫画家)による漫画・映画作品『風の谷のナウシカ』に登場する架空の飛行用具。

作品中では主人公のナウシカが飛行具として用い、大空を華麗に舞う姿が読者や観客に強い印象を残した。

ナウシカ自身の優れた飛行技術は、ユパ・ミラルダの「それにしても、よく風を読む。」というセリフに表徴されている。

メーヴェは、ドイツ語の Möwen で、カモメの意。

 

 

オープンスカイプロジェクト

メーヴェを、現実世界の飛行用具として実現可能なのかという壮大な実験を試みているのが「OpenSky」である。

このプロジェクトは、このような機体が [実現可能] なことを検証するためのものであり、一定の成果が出た段階で試験飛行は終了します。 なお、 この機体の量産予定は 現在ありません。

 

(注記)

このプロジェクトは、宮崎駿氏原作のコミック/アニメーション作品『風の谷のナウシカ』の劇中に出てくる架空の航空機「メーヴェ」の機体コンセプトを参考に、それを「本当に飛行可能な航空機」として試作し、試験飛行を試みるものです。 そのため、劇中の機体の形態再現ではなく、飛行機としてきちんとした性能を確保することを第一の目的とし、飛行可能な機体として成立させるためにさまざまな変更/翻案を行なっています。現在の機体《M-02》の設計、製造に関しては、国内でこの種の機体を設計可能な唯一の会社、オリンポスのご協力により実現しました。 

また、このプロジェクトは、スタジオジブリ、二馬力、徳間書店、博報堂などとは関係なく、八谷和彦お よびペットワークスを主体に進められています。 

したがって、このプロジェクトで仮に重大な事故や問題があったとしても、それは上記の各社とはいっさい関係なく、八谷和彦やペットワークスが負うべき性質のものであることをここに明記しておきます

(OpenSkyより)

八谷和彦 - Wikipedia
八谷和彦 - Wikipedia

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M-02J

白いガル翼の無尾翼機。

これまでに、2分の1模型サイズ、M-01(グライダー・初級滑空機)、M-02(同)、そしてM-02Jで推進力としてジェットエンジンを搭載した動力機となった。

主な材質は木材およびFRP。
機体は胴体ポッドと内翼・外翼の両主翼から構成され、操縦者は機体の上に腹ばいになり、ピッチコントロールは体重移動、ロール制御は体を捻ることによるエルロンで操縦する。操縦特性はハンググライダーに近いとされる。

 

機体諸元

全幅 9.63m
全長 2.67m
全高 1.36m
最大離陸重量 173kg
自重 88.6kg
最大パイロット重量 70kg
燃料積載量 18L
翼面積 12.2㎡
失速速度 43km/h
最大水平速度 111km/h
滑空比離 12:1
陸滑走距離 80m

ジェットエンジンは、

アビエーション・デザイン T-340 タービン(推力:30 kg):2010年まで
AMT Titan ターボジェット(推力:40 kg):2012〜2014
AMT Nike ターボジェット (推力:80 kg):2015〜
※現在Nikeエンジンの最大出力は65kg程度になるよう、ECUにより制限

 

 

北海道滝川市でのテストフライトと風の美術館

2014年(平成26年)から北海道滝川市にある、グライダー滑空場たきかわスカイパークでジャンプ飛行試験を開始した。

7月27日の「サマースカイフェスタ2014」で公開試験飛行が行われる予定だったが、当日は豪雨のために飛行イベントは中止に。しかし、たきかわスカイパークの滑走路及び周辺の敷地が広く、試験飛行を行うには非常に安全な環境であったことから、以後の試験飛行は、ほぼすべてたきかわスカイパークで実施された。

2014年8月までに通算60本のジャンプ飛行試験飛行、2014年9月には第二段階として高度200m以下の飛行の試験飛行に移行。

このあと機体そのものの性能余力を向上させることでさらに安全な飛行状態を目指すため、2015年にAMT社のNikeエンジン(最大推力:80 kg)への換装が行われた。

エンジンの換装後、機体チェックのためおよそ2カ月間のジャンプ飛行試験を実施。2016年5月から、再び、第二段階飛行試験に入った。

2016年(平成28年)7月31日、たきかわスカイパークで初の公開飛行が複数回行われ、高度70m、数分間の飛行に成功した。

 

風の美術館 かぜのび

風の美術館『かぜのび』は、北海道新十津川町に所在する、彫刻家・デザイナーの五十嵐威暢のアトリエ兼ギャラリーである。

新十津川町アートの森彫刻体験交流促進施設として新十津川町が旧吉野小学校を改修してオープン。作品展示室のほかアトリエやカフェなどを併設、小作品の購入も可能なスペースを運営している。

所在地は、新十津川町字吉野100-4(旧吉野小学校)。

試験飛行が行われていた滝川市のたきかわスカイパークからほど近い距離にあり、2014年春から9月末まで、かぜのびの体育館で展示された。

2018年現在、M-02Jはクラウドファンディングなどで資金を集めると共に、各地で飛行や展示を行っている。

 

 

2014年 かぜのび にて

2014年8月、北海道新十津川町の「かぜのび」で展示されていたM-02Jを撮影したものです。

※写真は高画質で見られるようにGoogle Photo上にあります。スマートフォンやタブレット端末など、AMP経由でこの記事をご覧の場合、写真が表示されません。写真をご覧いただく場合は、記事の最初にある「完全版を表示」をクリック、または、パソコンから閲覧をお願いします。

 

 

 

飛行動画

 

 

 

関連リンク

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M-02 / 02J 無尾翼ジェット機 Aircraft-OLYMPOS
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