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Airmail3 というメーラー 第2回 初動編(まだ前置き)

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パーソナルコンピューターという代物

NECのPC-6000系は1981年11月10日に初代が発売され、型式を上げながら、FDD搭載の6600系という派生型も出しつつも、84年11月のPC-6001/6601mkIIの発売を最後にシリーズ廃盤となった。これはメーカーであるNECの開発経緯や経営方針による。

当時NECでは実務用とされたPC-8000系(79年発売。PCはパーソナルコンピューターの略で、日本でパーソナルコンピューターという言葉が使われたのはこのPC8000系が初)があり、これはマイクロコンピュータ事業部が開発していた。

ところがPC6000系は日本電気のテレビ事業部が開発し、販売チャネルも家電関係である新日本電気の販売ルートがメインとなった。コンピュータというよりも家電という性質の商品で、PC8000系に対して、教育と娯楽性に重きを置き、型式からするとPC6000系が下位機種のように捉えられるが一部機能の省略等はあったものの、グラフィック性能は同等レベル、音声機能では当時のどのPCよりも高い機能が与えられていた。

NECはこの時代、PC6000/6600系、PC8000/8800系、PC9800系とデスクトップ機で主要3系統を販売していたが、PC6000系が想定以上に「売れて」しまっため、将来的にPC8000系との住み分けが難しくなると判断し、シリーズの再編を急いだことがPC6000系の短命の引き金となった。

これによって、PC8000系はエンタテイメント方向に軸足を、ビジネス用途はすべてPC9800系にと整理・統合された。

PC8000系の登場で「パーソナルコンピューター」という言葉が日本で使われはじめることになる訳だが、海外で「Personal Computer」なんてほとんど聞かない。少なくとも私が住んでいた10年弱の間に聞いた覚えがない。「Computer」というのが一般的で、「PC」も使われていた。

 

 

コンピューター という時代

80年代という時代、NECのPCシリーズ、富士通のFMシリーズ、シャープのMZシリーズ。もちろんメインフレームやオフコンという分野で、日立、東芝、富士通、松下などがあったが、一般向けにという観点ではこれらメーカーにSONYを含め90年代に一気に成長した。パーソナルコンピューターに並んで日本語ワードプロセッサという専用機の存在も忘れてはならないし、この分野ではRICOHやCANONという強力な勢力があった。

思い起こせば、シャープのX68000シリーズの登場で「うわぁ金色!」とか、富士通のFM-TOWNSで「CD-ROM!何それ美味しいの?」みたいな楽しい時期でもあった。

書店に行くと、Oh!PC、Oh!FMなど各メーカーの型式を冠したコンピューター雑誌が数多く並び、Loginというゲーム誌がうず高く平積みされていた。そんな時代だった。

written by Akira.S

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