向こう1か月の天候の見通し 2023年1月19日~2月20日|2023年1月19日14時30分気象庁発表
特に注意を要する事項 | 北・東・西日本では、期間の前半は気温がかなり低くなる見込みです。また、北・東・西日本日本海側を中心に、期間の前半は降雪量がかなり多くなる見込みです。 | |
---|---|---|
向こう1か月 01/21~02/20 | 天候 | 北日本日本海側では、平年と同様に曇りや雪の日が多いでしょう。東・西日本日本海側では、平年と同様に曇りや雪または雨の日が多いでしょう。北・東・西日本太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。沖縄・奄美では、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。 |
気温 | 平均気温は、北・東・西日本で低い確率60%です。 | |
降水量 | 降水量は、北・東日本日本海側で平年並または多い確率ともに40%です。 | |
降雪量 | 日本海側の降雪量は、多い確率50%です。 | |
1週目 01/21~01/27 | 気温 | 1週目は、北・東・西日本で低い確率80%、沖縄・奄美で平年並の確率50%です。 |
2週目 01/28~02/03 | 気温 | 2週目は、北・東・西日本で低い確率60%、沖縄・奄美で平年並または低い確率ともに40%です。 |
予報のポイント
- 寒気の影響を受けやすいため、北・東・西日本の向こう1か月の気温は低いでしょう。特に、期間の前半は気温がかなり低くなる見込みです。
- 北・東日本を中心に冬型の気圧配置が強まる時期があるため、北・東日本日本海側の向こう1か月の降水量は平年並か多く、北・東・西日本日本海側の向こう1か月の降雪量は多いでしょう。特に、期間の前半は北・東・西日本日本海側を中心に降雪量がかなり多くなる見込みです。
1か月の平均気温・降水量・日照時間・降雪量
数値予報モデルによる予測結果
1か月平均の地上気圧(左図)は、アリューシャンの南とバイカル湖付近は平年より高い一方、カムチャツカ半島から千島付近は低い予測となっています。日本付近は北・東日本を中心に冬型の気圧配置が強まる時期がある見込みです。また、日本の南で平年より低く、沖縄・奄美を中心に気圧の谷や湿った空気の影響を受ける時期があるでしょう。 上空約1500mの気温(右図)は、中国東北区付近を中心に平年より低く、日本付近は強い寒気の影響を受ける時期がある見込みです。 | ![]() 地上気圧 | ![]() 上空約1500mの気温 |
季節予報では、よく似た初期値から出発した多数の数値予報結果を利用します(アンサンブル予報)。
多数の結果の平均(上図など)から大気の状態を判断し、また結果のバラツキ具合から予報の信頼度や確率を計算します。
週別の天候
01/21~01/27 |
|
---|---|
01/28~02/03 |
|
02/04~02/17 |
|
明日から1週間の、日別の天気や気温などは、週間天気予報(https://www.jma.go.jp/bosai/forecast/)を参照してください。
週別の平均気温
季節予報は、予測の確からしさに応じて、気温や降水量などを「低い(少ない)、平年並、高い(多い)」となる確率で表しています。
「平年並」がどの程度の値になるのかについては、参考資料(https://www.data.jma.go.jp/cpd/longfcst/sankou/zenpan1.html)をご覧ください。
文章による解説については、確率の大きさに応じた言葉で表現しています。詳しくは本資料末尾の「参考(確率予報の解説)」をご覧ください。
参考
出現確率(低い(少ない):平年並:高い(多い)) | 解説 |
---|---|
高い(多い)確率が50%以上 | 高い(多い)見込み |
(20:40:40) | 平年並か高い(多い)見込み |
平年並の確率が50%以上 | 平年並の見込み |
(40:30:30) (30:40:30) (30:30:40) | ほぼ平年並の見込み |
(40:40:20) | 平年並か低い(少ない)見込み |
低い(少ない)確率が50%以上 | 低い(少ない)見込み |
UPJ Unavailable Press Japan|気象予報