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聖火リレー出発点のJヴィレッジ付近で除染が必要な放射線量

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グリーンピースが指摘 国の除染目安を上回る放射線量

2020年東京オリンピックの国内聖火リレー出発地点である福島県のサッカー・スポーツトレーニング施設競技場「Jヴィレッジ」周辺で、除染が必要になる放射線量が確認されたことが分かった。

政府は五輪招致時から掲げる「復興五輪」への影響を懸念、環境省は除染を担当した東京電力に対応を要請し、同社は12月3日、改めて除染を実施した。

環境保護団体「グリーンピース」が10月と11月にJヴィレッジに隣接する楢葉町所有の駐車場と山林の境界部分で放射線量を調査した。

この調査で、国の除染の目安となる毎時0.23マイクロシーベルトを上回る放射線量を測定し、環境省や国際オリンピック委員会(IOC)、日本オリンピック委員会(JOC)などに対応を求める書簡を送付したという。

調査では、地表から1cmの高さで毎時70.2マイクロシーベルト、地表1mで毎時1.79マイクロシーベルトの放射線量を測定し、指摘を受けた環境省が同地点を調査したところ、同様の数値が確認された。

12月中旬には聖火リレーの詳細ルート発表を控えているため、政府はオリンピック参加国に安全対策への懸念を抱かれる恐れがあるとして、調査結果を重視、12月2日に環境省、地元自治体、東電、Jヴィレッジ側が協議し、東電が同3日に現場周辺の土壌を除去した。

Jヴィレッジは、東京電力福島第1原発事故後、原発事故の収束作業の拠点として、東電が作業車両のスペースとして活用していた。

今年(2019年)に入って、東京電力は拠点地としていた場所を返却するにあたり除染を実施し、同4月、約8年ぶりに営業を全面再開したばかりだった。

 

 

報道から

福島 聖火リレー出発地付近で周辺より高い放射線量測定

東京オリンピックの聖火リレーのスタート地点となる、福島県の「Jヴィレッジ」の近くで、周辺より高い放射線量が測定され、今月再び除染が行われていたことが環境省への取材で分かりました。

環境省によりますと、周辺よりも高い放射線量が測定されたのは、来年3月26日から始まる東京オリンピックの聖火リレーのスタート地点となる「Jヴィレッジ」に隣接する楢葉町が所有する駐車場付近です。

先月環境保護団体から指摘を受け、東京電力が調査したところ、地上1メートルの高さで1時間当たり1.79マイクロシーベルトの放射線量が測定されたということです。

これは、原発事故に伴う避難指示解除の目安となる1時間当たり3.8マイクロシーベルトを下回っていますが、Jヴィレッジに設置されているモニタリングポストの1時間当たり0.1マイクロシーベルト程度に比べおよそ18倍高い値です。

また、地表から1センチの高さでは、1時間当たり70.2マイクロシーベルトでした。

このため東京電力が2日、この場所の周辺の除染を再び行った結果、放射線量は1時間当たり0.44マイクロシーベルトになったということです。

環境省は「この周辺の放射線量が高かった理由は、今のところ不明で原因を確認中だ。さらに詳しくモニタリング調査を実施している」としています。

 

楢葉町「残念」

Jヴィレッジ近くの駐車場付近で周辺より高い放射線量が測定されたことについて、楢葉町くらし安全対策課は「除染が終わり地域の拠点として運営を再開しにぎわいを取り戻していた中でこのようなことが分かり、残念だ。東京電力には再点検やモニタリングを行って安全を確認するよう要望した」とコメントしています。

また、Jヴィレッジの鶴本久也専務は「利用者にご心配をおかけして大変申し訳ない。東京電力から除染などの対応を行ったと聞いているが、安全に利用してもらえるよう努めたい」とコメントしています。

 

東電「結果踏まえ適切に対応」

東京電力は「現在、原因などを含めて詳しく分析しています。その結果を踏まえ、適切に対応してまいります」とコメントしています。

(NHK 2019/12/4 19:30)

 

 

原発事故処理の拠点として

2011年(平成23年)3月11日、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)が発生したが、ここには大きな被害はなかった。同日は避難所として機能していた。

福島第一原子力発電所事故が発生し、同原発から20キロメートル圏内にあることから避難指示区域、後に警戒区域に入ったため、翌3月12日から別の場所への避難を開始した。同施設を拠点に活動しているJFAアカデミー福島およびTEPCOマリーゼは避難を余儀なくされた。

同年3月15日、施設は国に移管され、陸上自衛隊のヘリコプター機体および隊員が放射性物質を除去するための除染場所となり、同年3月18日には政府、東京電力、陸上自衛隊および警察や消防が原発事故に対応する「現地調整所」を設置し、前線拠点として本格的に運用を開始した。

近くの道路や駐車場は、使用済み核燃料プールを冷却する消防車(大型破壊機救難消防車A-MB-3など)や汚染された瓦礫撤去のために用意された戦車(74式戦車2両)・装甲回収車(78式戦車回収車1両)、放射線量の測定車 といった特殊車両の待機場所となった。

原発事故に対応する作業員を診断する医療班が常駐している。事故発生当時、最大で1000人の関係者が寝泊まりしていた。福島第一原発内で作業を終えた作業員はここで除染および宿泊・食事をしていたため、事故対応が長期化する中で当該施設の環境改善が叫ばれるようになった。

2011年(平成23年)9月時点、作業員の宿泊施設を南のいわき市に置き、1日あたり3,000人から1,300人の作業員がここで作業服に着替えて原発に向かう「中継基地」となっていた。常駐は自衛隊員数10人、東電社員約200人。

2011年(平成23年)10月現在、芝のフィールドはヘリポート・駐車場・除染場・作業スペース・資材保管場所として使われ、一部はアスファルトや砂利が敷かれた。Jヴィレッジスタジアムのフィールドには、東電社員用のプレハブが置かれている。

東京電力は福島第一原子力発電所の事故に伴う賠償や除染への対応を強化するため、「福島復興本社」を2013年(平成25年)1月1日 (1月4日業務開始)よりJヴィレッジに設立、4000人を超える社員を配置させ、それまで本店が担当していた賠償の審査業務の一部を復興本社に移す他、実務を受け持つ南相馬市や会津若松市など5ヵ所の事業所の担当者を増やすことで支払いへの対応を加速させるとした。

なおこの間、Jヴィレッジ施設で働いていたパートや派遣社員約150人は全員解雇され、残る13人の正社員は減俸し雇用を続け郡山市・いわき市・会津若松市の災害対策本部でボランティア活動に従事し、その後2012年9月よりいわき市に仮設フィットネスジムを設置・運営させていた。

2013年(平成25年)7月1日、Jヴィレッジ内に置かれていた福島第一原発への入退管理機能の多くを、原発敷地内の「入退域管理施設」に移した。

復旧工事の進展に伴い、2017年(平成29年)3月いっぱいをもって、東京電力によるJヴィレッジの使用を完全に終了。2018年(平成30年)7月28日にはスタジアム・練習グラウンド6面・新宿泊棟など一部施設の運用を再開、2019年(平成31年)4月20日に8年ぶりに全面営業再開した

 

 

 

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