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ササラ電車 2018年の今季初出動 札幌冬の風物詩 市電の除雪開始で本格的な冬

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札幌市電のササラ電車 今季初出動

札幌市では22日夜、路面電車の除雪のため竹のブラシを取り付けた「ササラ電車」が、今シーズンの運行を始めました。

ササラ電車は、長さおよそ30センチほどの竹を束ねた「ササラ」と呼ばれるブラシを取り付けた線路上の雪を取り除く除雪車です。

札幌市内では22日午後5時半ごろから雪が降り始め、時折吹雪となり、路面に雪が積もったり、吹きだまりができたりしました。

札幌市交通局ではさらに積雪が増える可能性があるとして22日午後9時から今シーズン初めて「ササラ電車」の運行を始めました。

車両の前方に取り付けたブラシを回転させながらゆっくりとした速度で走り、降り積もったばかりの雪を勢いよくはねのけながら、進んでいました。

 

昨年より4日遅い

「ササラ電車」の運行開始は前の年より4日遅いということで、札幌市交通局は今後も雪の状況をみながらササラ電車を出動させることにしています。

(NHK)

 

 

 

ササラ電車

札幌市交通局の札幌市電と函館市企業局交通部の函館市電で運行されている除雪用の車両。

『ササラ』は、竹製のブラシのことで、これを連ねたブルーム(箒)を回転させて軌道敷に圧接、走行しながら排雪するもの。

札幌市電における正式名称は「ロータリーブルーム式電動除雪車」。「ブルーム式除雪車」とも云われる。

毎年11月下旬から12月上旬にかけて、冬の便りとしてこの電車の初出動の様子がニュースなどで取り上げられる。

 

ササラ電車の実用化は大正14年(1925年)

1918年(大正7年)の電化開業以来、札幌電気軌道(札幌市電の前身)では作業員による人海戦術で除雪作業を行っていたが、降雪量が多くなると作業が追い付かず運休に追い込まれる事も度々であった。

より能率の高い除雪方法が求められ、同社の技師長である助川貞利を中心とする技術陣が、海外の文献を参考にして研究開発した結果1920年(大正9年)に最初のササラ電車が登場し1925年(大正14年)に実用化された。

札幌電気軌道における除雪車の開発当初はロータリー車・ラッセル車も試用されたが、これらは除雪装置と軌条面に除雪車が走行するための隙間が必要で、市内電車の併用軌道上では軌道敷の表面に残る雪が通行人や車馬、馬そりに等によって踏み固められ、氷結した場合運行不能になってしまうことから、軌道敷の表面まで隙間なく排雪可能なササラ電車が採用された。

 

90年以上 ほとんど同じ仕組み

最新の車両では細部に変更が加えられているが、基本的な仕組みは開発から90年以上経った現在もほぼそのままである。

函館では札幌から遅れること12年の1937年(昭和12年)に10形及び200形(2代)を改造してササラ電車が製作された。

旭川市街軌道においても排1型が使用されていた。路線廃止後に排1が旭川電気軌道に譲渡され、同線営業廃止まで無番号の電動排雪車として使用されていた。

 

 

札幌市電

1909年(明治42年)に建築用石材として需要が急増した「札幌軟石」の輸送線として山鼻 - 石切山間に敷設され、1912年(明治45年)からは路線網を市街地まで拡張した札幌石材馬車鉄道(のち札幌市街馬車軌道)を基とし、1918年(大正7年)に札幌電気軌道として開業、1927年(昭和2年)に市営化された。

以後、現在に至るまで長期に亘り札幌市民の足として利用されている。

最盛期には札幌市内の東西南北を結ぶ総延長25 km余りの路線を有していたが、利用客の減少や地下鉄の建設により4次にわたる路線縮小の末、一条線・山鼻西線・山鼻線の3路線を残すのみとなった。

その後、2015年(平成27年)に都心線(かつての西4丁目線の一部と同ルートだが、軌道位置は中央分離帯から歩道脇〈サイドリザベーション方式〉に変更)が開通し、環状運転を開始した。

冬季の除雪のために運転されるササラ電車は、冬の訪れを告げる風物詩として各メディアでも取り上げられている。

「市電」という呼び方のほかに、地元では単に「電車」と呼ばれることがあり、札幌市交通局の一部刊行物や各停留場の標識柱においても「電車」という表記が見受けられる。

(出典:Wikipedia)

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