札幌管区気象台の職員が午後3時半の観測で、開花を確認
4月25日に函館と松前で、ついに北海道へと上陸した桜前線。
青森では4月19日に開花したため、桜前線は6日かかって津軽海峡を渡ってきたことになります。
札幌市中央区の札幌管区気象台では、26日午後3時半に気象台の職員がサクラの開花目安としているソメイヨシノの標本木に5〜6輪以上の花が咲いているのを確認、その場で札幌市でサクラが開花したと発表しました。
札幌市でのサクラの開花は去年より2日早く、平年と比べると7日早いということで、同気象台がサクラの開花観測をはじめた昭和28年以降で7番目の早さとなりました。
札幌管区気象台観測課の中村和彦主任技術専門官によると、「今年は3月の気候も良かったため、いつもの年より早い開花となった。平年通りなら、あと4日ほどで満開になると思う」とのことでした。
およそ半年間の厳しく長い北海道の冬に、ようやく春の訪れを告げる季節が巡ってきました。
このあとの、北海道内のサクラ開花予想
4月28日頃 帯広市
5月 1日頃 旭川市・新ひだか町・室蘭市
5月 2日頃 倶知安町
5月 4日頃 留萌市・浦河町
5月 5日頃 網走市
5月 9日頃 稚内市
5月13日頃 釧路市
5月15日頃 根室市
(札幌管区気象台・ソメイヨシノの標本木に咲いたサクラ)