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天皇陛下 IOC関係者19人とご面会|天皇陛下おことば全文

 

天皇陛下おことば全文(皇居 宮殿)

 第32回オリンピック競技大会は、明日開会式を迎えます。

 現在、世界各国は、一昨年末より世界中を襲った新型コロナウイルス感染症の感染拡大という大変厳しい試練に直面しています。人が集い、つながることが簡単ではない状況が続いています。

 そのような状況の中、新型コロナウイルス感染症に対する万全の対策を講じながらの大会運営は決して容易なことではないと思います。それぞれの競技会場の現場などで大会運営に携わる方々をはじめ関係者の皆さんのご尽力に深く敬意を表します。

 オリンピックが長く、そして広く世界で支持されてきたのには、平和と調和というオリンピズムの精神に理由があると思います。私自身にとって、1964年の東京オリンピックの閉会式で各国選手団が国ごとではなく、混ざり合って仲良く行進する姿を目にしたことが、世界の平和を願う気持ちの源となりました。

 東京2020大会のビジョンは、「スポーツには世界と未来を変える力がある。」です。スポーツに挑むアスリートや、そのアスリートを支えるご家族や関係者の姿は、わたしたちに様々なことを感じさせてくれます。この大会は、新型コロナウイルス感染症に直面する中で迎えます。また、夏の盛りの熱波にも注意が必要です。

 この大会が、皆さんをはじめとする関係者の連携による感染防止対策に万全が期されることにより、アスリートの皆さんが健康な状態で安心して競技に打ち込み、その姿を通じて、新しい未来へと希望の灯火がつながれる大会となることを願います。

 皆様と共に全てのアスリートのご健闘を祈ります。

令和3年7月22日 皇居 宮殿

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報道

天皇陛下は22日、名誉総裁を務める東京五輪の開幕を前に、皇居・宮殿で国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長ら関係者約20人と面会し、英語であいさつを交わされた。

陛下はお言葉で、新型コロナウイルスに万全の対策を講じながらの大会運営は「決して容易なことではない」とご言及。その上で、関係者の尽力に敬意を表すとともに、「アスリートの皆さんが健康な状態で安心して競技に打ち込み、その姿を通じて、新しい未来へと希望の灯火がつながれる大会となることを願います」と述べられた。

バッハ会長は「日本の皆様に危険をもたらすことのないよう、最大限の努力をしていることを、陛下に改めてお約束します」と話した。

過去に自国開催された五輪では、関係者を招いて茶会が催されたが、今回は飲食を伴わない形で感染対策を講じて行われた。(産経)

 

 

 

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