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ハリケーン マイケル カテゴリー4でフロリダ州へ 上陸時の最大風速69m/sを観測

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ハリケーン マイケル

10月7日、熱帯低気圧だったマイケルはハリケーンへと発達した。

9日にはカテゴリー3、10日にはカテゴリー4まで勢力を強め、フロリダ州への上陸時には最大風速が69m/sに達し、最上級のカテゴリー5までわずか1m/sと迫るまでに発達した。

フロリダ州知事は、「モンスタークラス」と表現した。

ハリケーン・マイケルは現地時間10日午後12時半頃、メキシコ湾からフロリダ半島西部のパンハンドルに上陸。

ハリケーンはメキシコビーチに接近しながら、中心気圧928hPaから923hPaに勢力を強め、上陸時にはさらに低下して919hPaまで発達、猛烈な勢いとなった。

 

米観測史上3番目の勢力 メキシコ湾岸の資源生産に影響

米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、1851年の観測開始以来、フロリダ半島西部に上陸したハリケーンは初めて。

中心気圧919hPaは米国の観測史上でも3番目に大きなハリケーンとなった。

内務省安全環境執行局(BSEE)は30社からの報告に基づき、ハリケーン接近を受け米メキシコ湾岸の原油生産が約43%、天然ガス生産が約32%削減されていることを明らかにした。

削減分は原油が日量71万8877バレル、天然ガスが日量8億1200万立方フィートに相当する。

 

 

過去100年で最悪の嵐 想像を絶する破壊を警告

ハリケーン・マイケルは一時、勢力が5段階中2番目に強い「カテゴリー4」まで発達。10日午後、米フロリダ州北西部のパンハンドルと呼ばれる地域に上陸した。

フロリダ州当局は、住民1人が倒木により死亡したと発表した。

予想を裏切る速さで発達したマイケルはハリケーンとして勢力を保ったまま陸上を移動しており、アラバマ州やジョージア州にも被害を及ぼす見込み。

メキシコ湾の例年になく暖かい水温が後押しし、熱帯低気圧は7日にハリケーンへと変わった。

9日までにハリケーンはカテゴリー2へと発達。10日朝には風速が毎時約249キロに達し、最も勢力の強いカテゴリー5となるぎりぎりまで成長した。

フロリダ州のリック・スコット知事は、マイケルが過去100年で最悪の嵐になるだろうと述べ、「想像を絶する破壊」を警告した。

複数情報によるとマイケルは、少なくともホンジュラスで6人、ニカラグアで4人、エルサルバドルで3人と合計13人の死者を出している。

フロリダ州の住民37万人以上に避難指示が出されたが、多くの人々が警告を無視し避難行動を取らなかったと当局は推定している。

ロイター通信によると、マイケルは米国本土に上陸したハリケーンで史上3番目に強いという。過去には1969年にハリケーン「カミール」がミシシッピ州に、1935年に「レイバー・デイ・ハリケーン」がフロリダ州に上陸している。

米連邦緊急事態管理庁(FEMA)のブロック・ロング長官はホワイトハウスでドナルド・トランプ米大統領に対して、今回ほどの強風に耐えられそうにない2001年以前に建てられた建物について特に心配していると述べた。

これに対しトランプ大統領は、「持ちこたえられよう願うしかない。もし無理なら、中に人がいないよう期待する」と返答した。

 

 

米4州の全域に非常事態宣言

フロリダ州、アラバマ州、ジョージア州、ノースカロライナ州の全域に、非常事態宣言が発令されている。

NHCによると、ハリケーン・マイケルは現地時間10日午後2時(日本時間11日未明)にフロリダ州メキシコビーチ付近に上陸した。

気象予報士らは、嵐によりフロリダ各地で最高4メートルの高波、最高30センチの鉄砲水が観測される可能性があると警告している。

同地域の学校と公的機関の閉鎖は今週いっぱい続く予定。

フロリダ州は州兵3500人に出動を命じた。

NHCはウェブサイト上の報告で、現地時間10日午後9時時点で最大風速が毎時約145キロまで減速したと述べた。

「マイケルは徐々に勢力を弱めながら11日夜にかけて米国南東部を横断する。11日朝までには熱帯性暴風雨に変わると予測している」「11日夜か12日にマイケルは米国の東岸を抜け、再度勢力を強める予想となっている。12日には温帯低気圧になる見込みだ」とNHCは発表した。

米国立気象局は、長さ480キロ以上の海岸線が危険にさらされていると述べた。

 

高潮により内陸数キロまで海水が達すると予想 塩害の発生も懸念

NHCからの情報として、ハリケーンによる高潮が2.7~3.6メートルに達する見込みだとし、「海水は岸から内陸数キロまで達し、家屋の屋根を優に超える高さに上昇する可能性がある」と、フロリダ州知事は警告した。

フロリダ州の2番目の産業は農業で、オレンジを初めとする柑橘類果実が農業の中心。

2006年時点で全米の柑橘類の67%、オレンジの74%、タンジェリンの58%、グレープフルーツの54%を生産している。フロリダ州で生産される商業用オレンジの約95%は加工用(大半がオレンジ・ジュース)であり州の飲料にもなっている。フロリダ州のバレンシアオレンジは6月に収穫の最盛期となるが、ネーブルオレンジは冬季間の収穫で、マイケルの通過する他州への産業被害も含めて被害の拡大が懸念される。

また、ハリケーンや台風で発生する塩害は、数日を経て停電などを発生されることも多く、予断を許さない状況はマイケルが過ぎ去ったあとも続く。

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各州で発生している停電は49万戸超

ハリケーンの影響で、住宅への倒木によって男性1人が逃亡。アラバマ、ジョージア、フロリダの各州で49万戸あまりが停電に見舞われている。

マイケルは10日夜(現地時間)にはカテゴリー2に引き下げられたが、依然として命の危険を伴う高潮や猛烈な暴風を伴って北上を続けている。アラバマ、フロリダ、ジョージア、サウスカロライナ、ノースカロライナの各州には警報が出され、暴風や高潮、大雨に警戒を呼びかけている。

メキシコビーチでは、一帯の住宅地はがれきの海と化し、コンクリートの建物内にいても暴風による揺れや振動を感じたという。これほど甚大な被害が出たのは、1992年の「アンドルー」上陸以来だという。

住宅は高潮にのみ込まれ、オフィスビルや民家の窓ガラスは暴風で吹き飛ばされて粉々になった。被害に遭った病院では発電機が使えなくなり、患者を安全な場所に避難させている。

メキシコ湾に面したリゾート地のパナマシティービーチでも、暴風で樹木が倒れ、住宅が倒壊する被害が出ている。

 

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