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中国の人々が大挙して北海道を目指した日から10年 - 映画 狙った恋の落とし方。

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それは2009年のお正月映画だった

ちょうど10年前の2008年、日本では、時津風部屋の力士暴行死事件で親方らが逮捕され、ガソリンの暫定税率が期限切れを迎えたのに復活させ、船場吉兆が廃業して、秋葉原無差別殺傷事件が起こり、食品偽装が相次いでバナメイエビという存在を知り、汚染米が転売され、食品の異物混入が続発し、麻生内閣が誕生。

対外的には、中国製冷凍ギョーザ事件があり、アメリカで銃乱射事件が相次いで、世界中で聖火リレーが混乱し、胡錦濤国家主席が来日すると四川大地震が発生して北京五輪が開幕、日本人4人がノーベル賞を同時受賞し、洞爺湖サミットが開催されて、リーマン・ブラザーズが経営破綻した。

こうして並べてみると、「いま」とどこかが似通っているような気がする。似通っているというよりも、繰り返されている感、みたいなものがあると言うべきだろうか。

このような出来事が起こっていた2008年暮れに中国で『狙った恋の落とし方。』(原題:非誠勿擾)が公開(中国では2018年12月18日、日本では2010年2月20日)された。

 

 

狙った恋の落とし方。

本作は、中国の正月映画最大のヒット作であった『王妃の紋章(2006年)』(興行収入2億9800万元・約40億7000万円)を、わずか19日間で3億元(約41億円)の興行収入を上げて抜き去り、同国の歴代興行成績のトップに立った。

あらすじ

 

アメリカに留学経験のある中年男が、投資で大当たりして一晩で億万長者となった。

彼は結婚相手を募集するため、自身のブログに募集広告を出したり、杭州や海南を旅したりする。

彼はその過程で、笑笑(シャオシャオ)という客室乗務員と知り合い、北海道を旅することとなる。

笑笑には過去に付き合った男性がいて、思いをなかなか断ち切れずにいたが旅行中、道東の美しい大自然の中で、秦奮の誠実さに惹かれていく。

そんな中、彼女が突然の自殺未遂をしてしまう…

馮小剛監督は、「世界経済危機で、人々の疲弊した心に、誠実な心の大切さと、声援を送るために撮影した。」という。

 

 

日本ロケ地は、道東

馮小剛監督は90年代に、知人の紹介で東京から釧路へ向かうフェリーで北海道を訪問。そこで、北海道の景観に非常に感動した。それから月日が経ち、ある人物の恋愛話から、道東を舞台としたラブコメディを撮ろうと思い立ったという。

『狙った恋の落とし方。』の北海道旅行の場面では、網走・厚岸・釧路・阿寒・弟子屈・屈斜路・斜里・知床・美幌と、日本でもよく知られる著名な観光地を巡っている。

映画の空前の大ヒットが、多くの中国の人々を北海道へと誘うことになった。

日本では特に近年、映画やアニメの聖地巡礼がブームとなったことは記憶に新しく、これは、ずっと以前から、世界の旅の目的のひとつだ。

つづく。

written by 観光大使

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