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MOMO2号機打ち上げ失敗 離床直後にメインエンジンの出力が低下 推進力を失い地上に

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MOMO2号機 ことし4月につづくチャレンジ

インターステラテクノロジズ社は6月30日午前5時半、北海道大樹町の多目的航空公園発射場から、MOMO2号機の発射を行いましたが、残念ながら失敗に終わりました。

MOMO2号機は4月に打ち上げを実施する予定でしたが、直前に機体の不具合が見つかり、夏以降の打ち上げに向けて万全を期すとして、今回の打ち上げに臨みました。

今回の打ち上げでは、離床から4秒後、地上高度20メートルに達した付近で、突如メインエンジンの燃焼圧力が低下、打ち上げ姿勢のまま機体後部から垂直に地上へ落下し、倒れ込みながら炎上しました。

発射場からおよそ600メートルにある管制を行う指令所にいた同社社員らは、爆発により破片が飛散する可能性もあるとして、指令所から退避しました。

 

ロケット開発には「死の谷」がある

インターステラテクノロジズの稲川貴大社長は、「多くの方に協力してもらった。期待に応えられなかったことは深く反省し、申し訳なく思っている。」と会見で述べられました。

また、出資者である実業家の堀江貴文さんは、「ロケット開発には『死の谷』がある。それを越えられた会社は(世界中でも)片手で数えられるほどしかないのが現実。」と語り、ロケットの開発の技術水準が非常に高度であること、また、資金調達の難しさについて話されました。

 

これまでに見られない現象

インターステラテクノロジズの稲川社長によると、今回の燃焼圧力低下によって推進力を失う状況は、「これまでに見られない現象。」だったとし、原因の究明を急ぐ考え。

また、今後もロケットの開発は継続するという意思を表明しましたが、「順風満帆とはいかない。」と話し、以降の計画の遅延や変更の可能性も示唆しました。

 

次の3号機を打ち上げるために

堀江貴文さんは、「技術的問題がある部分は、ひと通り潰して打ち上げに臨んだが、今までにない失敗モードでの失敗だった。」と悔しさを口にされる一方で、「次の3号機を打ち上げるために、どういうふうに改善するのかが課題。そこに全力投球できるようにする。」と、次のチャレンジへ向けた意欲も語られました。

 

民間ロケット MOMO

機体全長10メートル、直径は50センチ、重量1,150キロの液体燃料ロケット

燃料はエタノールを液体酸素で燃焼させる

スポンサーからの出資の他、クラウドファンディングを通じて資金を調達し、市販の電子部品やインターステラテクノロジズ社員の手作りによる製造で低コスト化を図り、民間企業で日本初となる高度100キロの宇宙空間到達を目指している

 

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