皇室

令和元年大嘗祭 大嘗宮の儀など関連儀式次第概要と一般公開

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令和元年の大嘗祭

皇位継承に伴う儀式について検討する宮内庁の「大礼委員会」は10月2日の会合で、皇居・東御苑で11月に行われる「大嘗祭(だいじょうさい)」の中心的儀式「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」の次第などが決められました。

この会合に伴い、天皇陛下の即位に関連し年内に行われる儀式・式典・行事の日程がすべて決定したこととなります。

大嘗祭は新天皇が五穀豊穣と国民の安寧を祈る儀式です。

大嘗宮の儀のうち、

悠紀殿供饌(ゆきでんきょうせん)の儀は11月14日午後6時30分

主基殿供饌(すきでんきょうせん)の儀は11月15日午前0時30分からそれぞれ開始されます。

招待客は平成の時の参列者より約230人少ない約670人で、参列者が招かれる祝宴「大饗(だいきょう)の儀」は11月16と同18日に行われます。

大嘗宮は11月21日~12月8日、一般公開される予定です。

 

 

親謁の儀

皇室の祖とされる天照大神を祭る伊勢神宮(三重県伊勢市)、初代天皇とされる神武天皇の陵(奈良県橿原市)、昭和までの4人の各天皇の陵を天皇皇后両陛下が参拝され、即位に伴う一連の儀式を終えたことを報告するのが「親謁(しんえつ)の儀」です。

平成の前回は儀式では、これらの参拝に皇族が同行しましたが、宮内庁によると今回の参拝では男性皇族の減少などを理由に同行を見送るとしています。

平成の伊勢神宮参拝では、上皇陛下、上皇后陛下はそれぞれ馬車を使用しましたが、今回は、天皇陛下のみが馬車を使われ、皇后陛下はアレルギーの対応のためお車を使われる予定です。

 

 

大嘗祭等儀式について

新旧皇室典範における関係規定

(旧)皇室典範

現行の皇室典範

天皇崩スルトキハ皇嗣即チ践祚シ祖宗

天皇が崩じたときは、皇嗣が、直ちに即

ノ神器ヲ承ク((旧)皇室典範第10条)

位する。(皇室典範第4条)

即位ノ礼及大嘗祭ハ京都ニ於テ之ヲ行

皇位の継承があつたときは、即位の礼を

フ((旧)皇室典範第11条)

行う。(皇室典範第24条)

・(旧)皇室典範は明治22年2月11日裁定され、昭和22年5月2日限りで廃止された。

(昭和22年5月1日裁定・公布「皇室典範及皇室典範増補廃止ノ件」)

・現行の皇室典範は、日本国憲法が施行された昭和22年5月3日に施行された。

 

今上陛下の御即位に際しての儀式

年 月 日

即 位 の 礼

大嘗祭の中心的な儀式

 

(国事行為)

(皇室の行事)

昭和64年1月7日

剣璽等承継の儀

 

平成元年1月9日

即位後朝見の儀

 

平成2年

11月12日

即位礼正殿の儀祝賀御列の儀

饗宴の儀(~15日)

 

22・23日

 

大嘗宮の儀

24・25日

 

大饗の儀

(注) 皇室の行事については、上記のほか、即位の礼・大嘗祭関連の一連の儀式が行われた。

 

平成2年に挙行された大嘗祭についての考え方(政府の説明)

(1)皇室典範に即位(践祚)と即位の礼を規定し、大嘗祭を規定しなかった理由

▼ ……即位の礼に関しましては、今回制定せられまする典範の中にやはり規定が設けてありまして、実質において異なるところはございませんので、大嘗祭等のことを細かに書くことが一面の理がないわけではありませんが、これはやはり信仰に関する点を多分に含んでおりまするが故に、皇室典範の中に姿を現わすことは、或は不適当であろうと考えておるのであります。……

(昭和21年12月5日 衆議院本会議皇室典範案第一読会 金森徳次郎国務大臣)

 

▼ ……現行の皇室典範の二十四条というものは、天皇の即位に伴いまして国事行為たる儀式として即位の礼を行うことを予定したものと解されますが、大嘗祭には宗教的な面があるということも考えまして、これに関する規定は制定当時設けなかった、将来の慎重な検討にゆだねる、こういうことのように考えております。

(平成2年5月24日 参議院内閣委員会 工藤敦夫内閣法制局長官)

 

(2)大嘗祭の意義

▼ 大嘗祭は、稲作農業を中心とした我が国の社会に古くから伝承されてきた収穫儀礼に根ざしたものであり、天皇が即位の後、初めて、大嘗宮において、新穀を皇祖及び天神地祇にお供えになって、みずからお召し上がりになり、皇祖及び天神地祇に対し安寧と五穀豊穣などを感謝されるとともに、国家・国民のために安寧と五穀豊穣などを祈念される儀式である。それは 皇位の継承があったときは 必ず挙行すべきものと、、され、皇室の長い伝統を受け継いだ、皇位継承に伴う一世に一度の重要な儀式である。

(平成元年12月21日 閣議口頭了解(「即位の礼」・大嘗祭の挙行等について)の別紙より)

 

(3)大嘗祭の儀式の位置付け

▼ 大嘗祭は、前記のとおり、収穫儀礼に根ざしたものであり、伝統的皇位継承儀式という性格を持つものであるが、その中核は、天皇が皇祖及び天神地祇に対し、安寧と五穀豊穣などを感謝されるとともに、国家・国民のために安寧と五穀豊穣などを祈念される儀式であり、この趣旨・形式等からして、宗教上の儀式としての性格を有すると見られることは否定することができず、また、その態様においても、国がその内容に立ち入ることにはなじまない性格の儀式であるから、大嘗祭を国事行為として行うことは困難であると考える。……

(平成元年12月21日 閣議口頭了解(「即位の礼」・大嘗祭の挙行等について)の別紙より)

 

(4)大嘗祭の費用

▼ ……大嘗祭を皇室の行事として行う場合、大嘗祭は、前記のとおり、皇位が世襲であることに伴う、一世に一度の極めて重要な伝統的皇位継承儀式であるから、皇位の世襲制をとる我が国の憲法の下においては、その儀式について国としても深い関心を持ち、その挙行を可能にする手だてを講ずることは当然と考えられる。その意味において、大嘗祭は、公的性格があり、大嘗祭の費用を宮廷費から支出することが相当であると考える。

(平成元年12月21日 閣議口頭了解(「即位の礼」・大嘗祭の挙行等について)の別紙より)

 

 

大嘗祭の沿革

▼平成2年に宮内庁が報道機関等に配布した資料(大嘗祭について)より

大嘗祭の沿革をたどると、その起源は、新嘗の祭に由来する。新嘗の祭については、我が国最古の歴史書である古事記(712年に撰進)や日本書紀において(720年に撰進)、皇祖天照大神が新嘗の祭を行われたことや上古の天皇が新嘗の祭を行われたことの記述が見られるように、その起源は、それらの歴史書が編纂された奈良時代以前にまで遡ることができる。

なお、新嘗の祭が、我が国の社会に古くから伝承されたものであることは、常陸国風土記(720年ごろに完成)に引く説話や万葉集(8世紀半ば過ぎに編纂)の歌によっても明らかである。

7世紀中頃までは、一代に一度行われる大嘗祭と毎年行われる新嘗祭との区別はなかったが、第40代天武天皇の時(御在位673年~686年)に、初めて、大嘗祭と新嘗祭とが区別された。爾来、大嘗祭は一世に一度行われる極めて重要な皇位継承儀式とされ、歴代天皇は、即位後必ずそれを行われることが皇室の伝統となった。

なお、歴代天皇のうち大嘗祭を行われなかった若干の例があるが、それは、大嘗祭を行われる前に退位されたり、或いは相次ぐ兵乱などのために経費の調達が困難であったことにより 大嘗祭を挙行することができなかったという特殊事情があったからである、    。

(引用は原文のまま。但し、新字体に統一した。)

首相官邸・内閣府

 

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