寒候期予報(2022年09月20日発表):JMA

気象・災害

2022年~2023年の冬の天候見通し|東・西日本の気温は平年並か低い 気象庁寒候期予報

 

今年の冬の天気

気象庁は2022年9月20日(火)、今季の冬の寒候期予報を発表しました。

11月頃から気温の高い傾向が解消され、今冬は各地で平年並みか低めの気温になる予想です。

12月から来年2月にかけての気温は、東日本・西日本で平年並みか低く、北日本・沖縄・奄美で平年並み。

東日本・西日本は、昨季に引き続いて、寒さは厳しいと予測しています。

 

ラニーニャ現象が継続

気象庁は、今シーズンの冬も「ラニーニャ現象」が継続する可能性が高いという予測を発表しています。

2022年のラニーニャ現象は冬まで続く可能性高い|2022年9月~2023年3月の見通し

ラニーニャ現象の影響を受け、東日本・西日本を中心に冬型の気圧配置が強まり、上空の寒気の影響を受けやすくなる見通しです。

東日本・西日本では、寒気の影響を受けやすく、平年よりも寒い冬になる可能性が高いとしています。

 

 

冬の降雪量は、冬型の気圧配置が強いため、東・西日本日本海側では平年並か多い

  • 冬の気温は、東・西日本では寒気の影響を受けやすく、平年並か低いでしょう。北日本と沖縄・奄美では、ほぼ平年並の見込みです。
  • 冬の降水量は、冬型の気圧配置が強いため、東日本日本海側では平年並か多く、東・西日本太平洋側では平年並か少ないでしょう。低気圧や前線の影響を受けにくいため、沖縄・奄美では平年並か少ないでしょう。北日本と西日本日本海側では、ほぼ平年並の見込みです。
  • 冬の降雪量は、冬型の気圧配置が強いため、東・西日本日本海側では平年並か多いでしょう。北日本日本海側では、ほぼ平年並の見込みです。
※この時期の天候に影響の大きい北極振動の予想は難しく、現時点では考慮できていませんので、予報には不確定性があります。常に最新の1か月予報等をご覧ください。
※西日本日本海側の降雪量予報は近畿日本海側と山陰を対象としており、九州北部地方は含みません。

 

 

冬の平均気温・降水量・降雪量|2022年12月~2023年2月

 平均気温
冬(12月~02月)
降水量
冬(12月~02月)
降雪量
冬(12月~02月)
北日本日本海側
40 並30 高30%
ほぼ平年並の見込み
少30 並30 多40
ほぼ平年並の見込み
少30 並30 多40
ほぼ平年並の見込み
太平洋側
少30 並40 多30%
ほぼ平年並の見込み
予報しません
東日本日本海側
40 並40 高20%
平年並か低い見込み
少20 並40 多40
平年並か多い見込み
少20 並40 多40
平年並か多い見込み
太平洋側
40 並40 多20%
平年並か少ない見込み
予報しません
西日本日本海側
40 並40 高20%
平年並か低い見込み
少30 並40 多30%
ほぼ平年並の見込み
少20 並40 多40
平年並か多い見込み
太平洋側
40 並40 多20%
平年並か少ない見込み
予報しません
沖縄・奄美
40 並30 高30%
ほぼ平年並の見込み
40 並40 多20%
平年並か少ない見込み
予報しません
数値は予想される出現確率(%)です気温画像降水量画像降雪量画像

季節予報は、予測の確からしさに応じて、気温や降水量などを「低い(少ない)、平年並、高い(多い)」となる確率で表しています。
「平年並」がどの程度の値になるのかについては、参考資料(https://www.data.jma.go.jp/cpd/longfcst/sankou/zenpan6.html)をご覧ください。
文章による解説については、確率の大きさに応じた言葉で表現しています。詳しくは本資料末尾の「参考(確率予報の解説)」をご覧ください。

 

 

予想される海洋と大気の特徴

  • 地球温暖化の影響等により、全球で大気全体の温度が高いでしょう。
  • ラニーニャ現象が続く可能性が高く、海面水温は太平洋赤道域の中部から東部で低く、太平洋熱帯域西部で高く、インド洋熱帯域で低い見込みです。このため、積乱雲の発生は太平洋赤道域の日付変更線付近で少なく、南シナ海からインドネシア付近で多く、インド洋熱帯域で少ないでしょう。
  • これらの影響により、上空の偏西風はユーラシア大陸東部で北に、日本付近で南に蛇行する見込みです。シベリア高気圧は南東側への張り出しが強く、アリューシャン低気圧は西側で強いでしょう。
  • 東・西日本を中心に冬型の気圧配置が強く、寒気の影響を受けやすいでしょう。北日本は低気圧の影響を受けやすい時期があるでしょう。
地上気圧
数値予報結果をもとにまとめた予想される海洋と大気の特徴

 

 

近年の冬の特徴

期間北日本 気温平年差℃東日本 気温平年差℃西日本 気温平年差℃沖縄・奄美 気温平年差℃北日本日本海側 降雪量平年比%東日本日本海側 降雪量平年比%西日本日本海側(九州北部地方を除く) 降雪量平年比%冬の天候の特徴
2012/12~2013/2-1.4(かなり低い)-1.1(かなり低い)-0.9(低い)0.1(高い)132(かなり多い)128(多い)94(平年並)北・東・西日本で低温 北日本日本海側を中心に多雪
2013/12~2014/2-0.1(平年並)-0.5(低い)-0.4(低い)-0.6(低い)100(平年並)53(少ない)72(少ない)東・西日本と沖縄・奄美で低温 2月に関東甲信で記録的大雪 日本海側の平地は少雪
2014/12~2015/20.5(高い)-0.4(低い)-0.5(低い)-0.8(かなり低い)94(少ない)111(平年並)95(平年並)12月は全国的に強い寒気が流れ込むが、1月以降は少雪
2015/12~2016/20.8(高い)1.1(かなり高い)0.7(高い)0.3(高い)91(少ない)74(少ない)48(少ない)冬型の気圧配置が長続きせず、全国的に高温・多雨・少雪
2016/12~2017/20.3(平年並)0.5(高い)0.5(高い)0.8(高い)85(かなり少ない)68(少ない)137(多い)寒気の南下が弱く、東・西日本と沖縄・奄美で高温
2017/12~2018/2-0.7(低い)-1.0(低い)-1.5(かなり低い)-0.6(低い)117(多い)200(かなり多い)148(多い)日本付近へ強い寒気の流れ込むことが多く、全国的に低温
2018/12~2019/20.2(平年並)0.8(高い)1.1(かなり高い)1.5(かなり高い)86(少ない)41(かなり少ない)14(かなり少ない)東日本以南は寒気の南下が弱く、沖縄・奄美は記録的高温
2019/12~2020/20.9(高い)1.9(かなり高い)1.8(かなり高い)1.0(かなり高い)54(かなり少ない)11(かなり少ない)19(かなり少ない)日本付近への寒気の南下が弱く、全国的に高温 東・西日本は記録的暖冬
2020/12~2021/2-0.4(低い)0.7(高い)0.6(高い)0.1(高い)105(平年並)141(多い)120(多い)前半は強い寒気が流れ込み、西日本日本海側で多雪だが、後半は寒気の南下が弱く、東・西日本と沖縄・奄美で暖冬
2021/12~2022/20.1(平年並)-0.5(低い)-0.5(低い)0.0(平年並)114(多い)124(平年並)150(多い)12月下旬以降、断続的に寒気が流れ込み、東・西日本で寒冬、北日本日本海側で多雪

 

参考

確率予報の解説(ここでは確率予報を次のような言葉で解説しています)
出現確率(低い(少ない):平年並:高い(多い))解説
高い(多い)確率が50%以上高い(多い)見込み
(20:40:40)平年並か高い(多い)見込み
平年並の確率が50%以上平年並の見込み
(40:30:30) (30:40:30) (30:30:40)ほぼ平年並の見込み
(40:40:20)平年並か低い(少ない)見込み
低い(少ない)確率が50%以上低い(少ない)見込み

 

出典:気象庁「寒候期予報(2022年09月20日発表)の解説 気象庁」

 

 

特別豪雪地帯と豪雪地帯 世界一ともいわれる日本の都市降雪 全国の豪雪指定地域

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特別豪雪地帯と豪雪地帯 世界一ともいわれる日本の都市降雪 全国の豪雪指定地域 - UPJ Unavailable Press Japan
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初冠雪・初雪 2022年寒候年 北海道|期間2021年(令和3年)8月〜2022年(令和4年)7月

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