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Airmail3 というメーラー 第4回 初動編(ぼちぼち本題へ…?)

 OSと端末の住み分け

私は二十数年来、仕事の上で、できるだけ作業のしやすい端末とOSを選ぶようにしていた。遊ぶことに関しては、単純に求められている仕様を満たせばよいのでふさわしい環境を用意するだけ。

数年前まで、事務作業はWindows一択であった。ビジネス系アプリケーションのWindows支配があまりにも強かった。特に日本では「Excel」。そして官公庁や一部企業の「一太郎」である(今は昔)。

日本ではDOSの時代から、Nifty-ServeやPC-VANを始めとする大手パソコン通信会社(懐かしい響き)や草の根BBSなどから数多くの優秀なアプリケーションが生み出されて来た。文章を書く、データを作る、ファイルをあちこち移動する、メールチェックに返信と、そういった作業効率では特に日本語環境においてDOS〜Windows環境はAppleのそれを凌駕していた。DOSの頃から存在し、Windowsへも移植されていったアプリケーションのほとんどはマウスを使わない前提でほぼすべての操作が可能なショートカットキーなどのUIが充実していて、操作や命令のためにキーボードからいちいち手を離さなくてよいことが何より楽だった。VZ/WZ-Editor、MIFES、Becky Internet Mail、FD、卓駆等のアプリケーションを長く使い続けた結果、Macでの事務作業が面倒で仕方がない病にかかっていた(Apple製品で正規表現とか考えもしなかった当時…)。

逆にWindowsだと、どうにもこうにも面倒なことあって、画像処理やWeb系の作業。これもDOS時代に生み出されたWindows系アプリケーションと同じく、当時はPhotoshopとIIllustratorを始め、Draw系、Webサイト構築関連(Flash、Fireworks、Dreamweaverなどなど)Mac系OSの方が作業効率が遥かによかった。でも、メールクライアントは使いづらく、Windowsでファイルを読むのも手間で、日々余計な時間を費やしていた記憶しかない。

そうこうしているうちに時代は進み、AppleがIntelCPUを搭載したMac発売、併せてBootCampを世に送り出した。それまでも、Parallels Desktop for MacやVMware Fusionなどの仮想デスクトップ環境はあったが、動作的に敬遠していた。起動時にMacOSとWindowsを選択できるブートローダーの登場は革新的だった。それでも、リブートしなければなない手間とOS間を同時進行で相互移動できないことは作業効率という点で時間浪費が大きい。

結局、事務作業をするWindows機に通信系の作業をするLinuxをデュアルブート+Macノートという2台で移動するという状態が長く続いた(通信系はWindowsでも十分に作業できるが、Linuxの方がアプリケーションの種類やUNIXコマンドを使うのに便利だった)。

Airmail3 というメーラー 第3回 初動編(もう少し前置き)

written by Akira.S

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